また思い出話になってしまうのだが、先週末に米軍基地のお祭りがあっていろいろ思い出した。


もう10年近く前に初期RoundFaceを結成した頃、小さい時からよく遊びに行っていた基地のフェスティバルのステージに出るにはどうしたらいいんだろう???と思わず市役所に電話をした。



すぐに、
『基地にいるZさんという人に聞いてみてください』
と電話番号を教えてもらった。
『Zさんは日本人だから大丈夫ですよ』
と言われたが、直通電話番号ではないので、とりあえず電話を掛ける時の英文を調べ、念の為、質問文も英語で用意。

そしてやっぱりアナウンスは全部英語。
アナウンスほとんど聞き取れず、取次ぎに出るアメリカンには必死に
内戦番号と「Mr.Zと話したいので、プリーズ」を言い続けた。





やっと繋がったZさんからは
『バンドのビデオ映像とプロフを送ってください』
と基地の住所を教えてもらい、数週間して連絡が来て出演が決まった。
『カバーを混ぜてやってもらえると嬉しいです』
と言われたのでジミ・ヘンを混ぜてやることにし、
当時ベースの女の子はアフロを被り、黒いファンデーションを塗って出た。

その時は今みたいなトレーラーのステージではなく平置きのステージだった。
初めてのフェスティバルの参加はもの凄く嬉しかった。
その後は数年、参加させてもらった。

この時のアメリカンな雰囲気が楽しくて、まかり間違ってその後アメリカに憧れを持ってしまったのかもしれないな。

Mr.Zには今でも感謝している。

しかし今思えば、よっぽど自信があるか、よっぽどのバカでないと『出たいです』なんて電話なんかできないだろう。
自分は間違いなく、よっぽどのバカな方である...。

しかし、最近思い出話ばっかり語ってしまって...
そろそろ新しい思い出を作らねば!