こんにちは。丸井です。

以前、仕事が辛かった時、
「7つの習慣」という人格形成のメソッドを知り、仕事に対する考え方や対人関係が好転した、
という話を書きました。

今回は「7つの習慣」の中でも特に印象に残っている「主体的に生きる」について
自分の考えと経験をお話します。


「主体的」とは…
自分の周りで起きた出来事・刺激に対し、
自分自身で判断し、言動を選択する
ということです。

主体的の反対語は「反応的」です。

「反応的」とは…
刺激に対して
感情のままに反応をすることを言います。

例えば、飲食店でとても失礼な対応をされた時に後先考えず怒鳴ってしまったり、
仕事が上手くいかないと「◯◯さんのせいで上手くいかなかった」等と誰かのせいにしてしまうことです。

これって割とありませんか?

さすがに怒鳴りはせずとも、
失礼な対応をとられたら、こちらもぶっきらぼうな対応をしてしまったり、
上手くいかなかったら、あの人がこんなことさえ言わなければ〜!と愚痴ってしまったり。

「主体的に生きる」とは、
刺激に対して、少し距離をおき
こんなことが起きたけど
その上で自分はどうありたいんだっけ?
に基づいて自分の行動を選択しましょう
という考え方です。

相手は変えられなくても
自分の行動は変えられるのです。


わたしは7つの習慣を知る前、
仕事でとても失礼な態度で会議に臨むクライアントが許せませんでした。
そっちが失礼なことをするなら、
こちらもそれなりの対応しかしません、と言わんばかりにそっけなくぶっきらぼうに接していました。
ですがよくよく考えてみると、
失礼だなと思う相手と同じ行動をするということは、自分のレベルを落としているということに気づきました。

わたしの場合は、
相手がどんな人であっても
相手に振り回されない、ブレない軸とメンタルを持ちたいと思ったので
相手に合わせた態度をとることをやめました。

イライラは6秒待てばおさまる、という話も聞いたことがあります。


人のせいにするのはとても簡単です。
そしてとても楽です。

ですが、上手くいかない理由を
いつも誰かのせいにしてるって
自分の人生を誰かに左右されてるってことですよね。

それって嫌じゃないですか?

失恋も同じように考えました。

確かに失恋はとても辛くて苦しいです。

でも相手を恨んだり、
自分を責めたりするのではなく
事実は事実として認めた上で、
さぁどうやって行動するか
自分がこうありたい!と思う姿にどうしたら近づけるか、その考えに基づいて行動するのが良いと思います。

いつも課題は自分の中にあります。

これは自分を責める言葉ではありません。

誰かに振り回されるのではなく
自分の行動を自分で決めて、
主体的に生きた方が
人としても成長できるし、自分のなりたい方向へ進んでいけると思っています。