まごころ居酒屋ROUNDABOUTにても明日5月1日より販売開始!
「Siblings」ACB(K)
当店にてもお馴染みあらんちゃん率いるACB(K)またはあらんちゃんバンド(仮)の待望のデビューアルバムがついに完成したよ(以下ACBK)あらんちゃんが新しいバンド作って活動始めたのが2016~17年辺りだったと思う。その後日本最大のプログレフェスProgTokyoを発足してからライブ回数は多数。まごころ居酒屋にご来店、貸し切りご飲食も多数(笑)うちのお客様方々からも「あらんちゃんってアルバム作らないの?」と何回か聞かれたりもしました。そう。こんだけライブやってて今まで不思議な事にアルバムという物がなかったんだよね。バンドにも僕達にとっても今回のアルバムはまさに【待望の!】という冠が付くよね。あらんちゃんからACBKのアルバム制作に入ったのを聞いたのは多分二年近く前。時間かければいいってもんじゃないけど本当にじっくり時間かけて丁寧に作ってあるのが聴いてもらえればすぐ分かると思う。何?この音の厚さ。多くのバンドがライブの良さ、ラフさをアルバムに落とし込むのに苦労したり丸くなって失敗したりするけど逆にスタジオならではの良さってあるじゃないですか。僕の好きなALL ABOUT EVEとかYESの危機とかマイクのオマドーンとか。このアルバムはそんなタイプじゃないかなー。今まで実際にライブで体験したり映像で観たりした曲の観念がかなり変わる。これってこういう曲だったんだー!って。曲順も大切なんだなぁ。これライブで完全に再現するには人足りないと思うし、これだけライブでの回数を重ねた楽曲ならではのブラッシュアップとも言えるよね。よくACBKが言われる「ミュージカルみたい」というのが今回収録された5パート40分の組曲シブリングズを指しての事だと思うんだけどこの歌詞なんか凄く刺さる。AC/DC好きな僕はあんまりロックの歌詞なんか気にしないんだけどラストのカタルシス感は本当にたまらない。あらんちゃんとみかちゃん二人のVo録音処理なんてメジャー感あるしゾクゾクしちゃうぞ。ミュージカル好きの僕がそっちの視点から見れば「それにしちゃ余計な物がいっぱい入ってるなぁ」となるがその余計な物が僕も当店お客様方々も大好きなアレですよ(笑)そう。当店のプログレのお友達なら間違いなく気に入る。だってメロトロンもムーグもタウラスもブリブリベースも変拍子もク○ムゾンみたいなギターの音色も全部乗せてあります。メチャ大盛りで。トッピングもトラディショナルとか地中海風味とか半端ない。