補欠合格

 

 近年、早慶上智やマーチ、関関同立などの私立大学で補欠合格者の割合が急増しています。 

補欠合格者とは、正規の合格者とともに補欠合格候補者が発表され、空きがあれば正規の合格者と同等に扱われるというもの。 

実は僕も補欠合格者から、合格を得た人間の一人です笑。

そこで、受験生やその親に向けて補欠合格を考慮した受験戦略についてお話しようと思います。

 

まず初めに、なぜ補欠合格者が急増したのでしょうか?

 

 

 

  補欠合格者急増の要因

①政治的要因

 要はお金です。政府が地方の大学と都市部の大学の入学者比率を是正のために、合格者数に対する補助金の上限を定め、都市部大学の進学者を地方にもっていこうとしています。

そのため、合格者数をなるべく抑え既定の範囲内で入学者を取ろうと大学側が努めるようになり、このような状況が生み出されています。

②コロナ

 これは 2021 2022 のみに限りますが、コロナの影響によりなるべく県外移住をさけ、地元に残ろうという世間の風潮によるものです。

 しかし、大きな要因はやはり①の政治的なことが一番だと思いますが・・・ 

 

  受験戦略

 

 受ける大学を少し考えるだけで受験の結果は大きく左右します。そこで、いち受験生であった僕の受験戦略を紹介しようと思います。

 

①大学ごとの入試傾向を調べる

 周知の事実であるとは思いますが、実際傾向を調べるというのは簡単なことではないと思います。 まずは科目を見る次に苦手科目の配点を見るそして問題形式を見るです。

その調べ方は、パスナビで調べそして実際に問題を解くことが大切です。

関関同立を例に出してみると、英語は年度によって難易度の差はあるものの形式は各大学ごとで、癖があります。なので、実際に解いてみて自分に合いそうな問題形式(長文読解か文法問題)を見つけて、自分の好む傾向のものが出る大学を受けるのが非常に大切です。

僕はこれに気を付けて、苦手な英語を最小限の失点で抑えることに成功しました。

 これは個人的に好きなだけですが、YOUTUBEで関関同立ラボというチャンネルをぜひ見てほしいです。正直これを見れば大体わかります。

 

②補欠合格者急増!!

 合格者が増加しつつあるので、無理かなぁで終わるのではなく、ぜひ挑戦してほしいと思います。

ます、受験校を決めるときに、自分の実力に見合った大学滑り止めの大学、そして、実力より少し上の大学を受けることをお勧めします。合格の幅が増えたわけですから、可能性が少しでもあるなら受けるべきです。ここで注意すべきは①の出題傾向です勉強をすべて完璧は正直無理です。絞って勉強することが非常に大切で、且つ自分の得意分野で戦うことが重要です。

 そして合格者数詳細を見て、合格者、補欠合格者、不合格者の割合を知り、可能性を考えることが重要です。合格しても蹴る人が多いところなら、合格が回ってきやすいと考えたり、 倍率は高いけど幅広い層が受験しているだけだから、倍率と受かる可能性は必ずしも一致しないと考えたり、 

と自分で無理だと決めつけるのではなく、情報を得て考えることをしないと失敗します。

まとめ 

 

 入試形式を調べる 

 合格者数の詳細を見る

 勉強する範囲を絞る

 倍率や得点率を見て決めない 

 

これらは、過去に受験生だった僕の意見の一部ですから参考程度に見ていただけると幸いです。