パリ旅行 本当は怖いベルサイユ宮殿の見学マニュアル
実は2度目のヴェルサイユ フランスの方にとってはあまり好きではない
マリーアントワーネット王妃の住居 フランス革命は改めて見ると
衝撃的です やはりガイドをつけないと何を見ているのか
覚えてもいないため、今回ガイドツアーで参加してよかったです
上は教会ですね・・・
とにかく贅沢につくられているため、市民の怒りを買った場所
そう思うと、違う見学になってきます
ヘラクレスの間 下のヴェロネーゼのシモン家の宴を飾るためだけに
つくられた部屋
こちらルーブルのモナリザのはす向かいにある絵と同じ作者
大きな絵を描くのが得意だそうです
ルーブルとおなじ絵に見えますが 2つとも本物で こちらのほうが明るくなっている?
おなじ絵を2枚描いたそうです
丁度人が居なくて撮れた マリー王妃とルイ14世が挙式した
礼拝堂 ルイ14世は、この少し後ろにある高い位置から見下ろす形で毎日礼拝し
神より上の場所から毎朝礼拝をおこなったそうです。。。召使が服を
全て着せてくれて9時か10時だったかな??始めたそうです
素晴らしい天井画です 当時のまま残るのが素晴らしい
扉には ルイ14世の紋章入り 権力を見せつけるデザインに
最初の部屋 ここはまず来客に飲み物を出すだけのための部屋
どう?すごいでしょと 自慢したかったので沢山部屋を作ったよう
宝石を見せて楽しんだとか
ヴィーナスの間 1670年代バロック式 ルイ14世を讃えた
太陽の装飾や天井画
銅像もあります
だまし絵は 遠近法で庭があるように見せ
対になって広さを強調している おつまみを出すためだけの部屋のようなもの
こちらも像があるように見えますよね
↑ココにも銅像かと思いきや 彫刻の絵 近づくとわかります
夜会のレセプションや 音楽とダンスを楽しむ部屋に
軍神 マルスと火星の絵があります
こちらのベットですが ルイ14世がなくなったとき、1週間?
寝かせていたそうです どうやら美味しいもの食べ過ぎがなくなった原因らしいですが
食べていた食事は絶対見せなかったそうです、反感を買うので・・・
かなりグルメで贅沢だったそうです
時計もルイ14世が世界初で作らせたもの?だったかと
こちらルイ14世の足に注目 タイツに赤いヒール バレエダンサーの
スタイルなのは、ルイ14世がダンスの名手で バレエの創始者と
言われています 贅沢を極めていましたが 時計やバレエと生み出した
芸術は素晴らしい
どこにも権力の象徴がデザインされています
左右で違う色のヒールを履くのがオシャレだったようです
戦争の間 大理石とブロンズの間 軍事勝利がテーマ
そしてクライマックス 鏡の間 王妃の部屋とつなぐ
17のアーチの開口部に 357枚の鏡がはめ込まれています
ガイドさんが一番きれいに撮れる場所 ということで
ココに立ち、撮影してくださいました
ベルサイユ条約が調印されたのもここです
鏡は入り口横の鏡以外 すべて新しいものです
途中 中央からお庭が見えるようになっていて 当時は
ゴンドラが水辺の向こうまで運んでくれたらしいです
そして反対側の マリー王妃の寝室 ゴージャス
こちら中央に AとMが入り 頭文字入れているという贅沢さ
当時はここで出産 公開出産だそうで 男女を証明するために
王子を取り違えないため、皆の前で産んだそうです
大膳式の間 王と王妃の公式食事の部屋です
ココにマリー王妃の絵がありますが、右の子供が空間を指さしているのは
亡くなった兄妹を示しているそうです。。。
戴冠の間 ダヴィッドによるルーブルにある絵と2枚ある
戴冠式の様子の絵があります よ~くみるとナポレオンにかぶせようとしてる
王冠を自分にかぶせる 権力を見せつけたいデザインになっている
すべて隙間なく大理石埋め込む技術も当時としては最高級
抜けているところもありますが・・・前回 ガイドなしでは
全く理解していなかったので 今回は少し理解できたかも
ココが王の寝室 宮殿中央になります
全てにきらびやかですが、マリー王妃のギロチン処刑の絵を見ると
怖くなります 検索ですぐに出てきますが、コンコルド広場で
切られた首から血がしたたり落ちる絵 どれだけ憎まれていたんでしょうか
きらびやかな宮殿より、マリー王妃の最後を思うと、恐ろしい場所に思えた今回
市民は苦しみから立ち上がり 革命を起こしたとう勇気もすごい
パワーですよね。。。 壮絶なドラマがみえたヴェルサイユ訪問でした