昨日、ルームメイトの男性に「なぜここに働きに来たのか?」と尋ねた。

彼は大学四年生で、企業に内定も決まって空き時間ができたという。

好きな小説で主人公がこの地の近くで寮住まいの日雇い労働をしている場面があり、それに憧れ自分も同じ体験をしたいとの思いがあったそうだ。

たしかに就職したら、住み込みで仕事をする体験なんてなかなかできないだろう。

今の内にやりたいことをやる。

素晴らしい。

そして、好きな作品に出てくる舞台を訪問することを巷では“聖地巡礼”と呼ぶが、その紀行を本にする人達がいる。

作品、そして作者への愛がないとできないことだ。

Amazon Kindleで気になる紀行本を見つけた。

「沢木耕太郎と歩く写真で綴るマカオ紀行」

楳谷 秀樹

沢木耕太郎氏の著書でノンフィクションである「深夜特急」と、小説「波の音が消えるまで」の舞台になっているマカオの紀行だ。

好きな作品の舞台を訪ね歩く、聖地巡礼の旅も悪くないと思った。