「Ave Maria!~シューベルト~」 | roulan

「Ave Maria!~シューベルト~」

 21日に発売された平原綾香さんの「Ave Maria!~シューベルト~」を、ようやく本腰入れて(って言い方もヘンだけど)聴くことが出来たので、感想を書いておこうと思う。


 数多あるクラシックの名曲の中で、「未完成交響曲」に特別な思い入れを抱いている僕にとって、シューベルトはやっぱり詩情溢れる旋律の作り手として燦然と輝いていて、このアヴェマリアも、もちろんとても好きな曲。
 これを今回は、3連符のいわゆるロッカバラード(ってあんまり今は言わないのかな)にしたんだな。


 楽器がとても面白いことになっていて、808系のリズム音色とシンセベースでリズムを作っているんだけど、右側で鳴ってるギターはオーソドックスなオールディーズっぽい歪みカッティングで、ピアノはジャズっぽくずっとコロコロ弾いてて、でも後ろでハモンドも鳴ってるという。

 加えて、ハープとあーやの声のアルペジオ(ボイスパーカッションと言ってたような気がするけど、どちらかといえばやっぱりアルペジオかな)がコンビになってずっと流れている。アルペジオって言葉自体がハープからきてくるくらいで、切っても切れないとはいえ、こういう使い方はちょっと珍しいんじゃないかな。


 こういうアレンジも面白いけれど、ピアノの音を聴いていたら、アコースティックの3ピースなんかをバックに聴いてみたくなったなぁ。彼女の声は、この曲にとっても合ってると思うから、シンプルな伴奏で。年季の入ったライブハウスとかでね。古い木のテーブルに肘をついて、ワイルドターキーなんかを、こう傾けながらね(笑)

 でも、それにしても短すぎる。もうちょっと長く世界に浸っていたいんだけどな。


 カップリングはカッチーニの「AVE MARIA」のanother mixってことで。
 正直に白状するけど、違いがでんでん見つけられまへんでした。。 野暮を承知で、ふたつを重ねて再生したりしてみたけど、わからんかったなぁ… そういう聴き方するもんじゃないんだろうけど、つい。強いて言えば、今回のanother mixのほうがボーカルが強く出てるような気がしたけど、気のせいの範疇を出なかった(^_^;)