朝から湿気がすごかった。
電車内は、行きも帰りも相変わらず混んでいて、空気も他人の体温もまとわりつく感じがどうにも苦手。
ため息も出るが、出したところで何も変わらないのは分かっている。
こういう日こそ、淡々とやるしかない、という朝からの気持ちだった。
職場では、案の定、週明けのメールが山のように溜まっていた。
部長の、とりあえず確認してという、いつもそればかりで辟易。
責任も判断も、結局は下に丸投げということ。
中身もロジックも破綻しているいまさらPDF資料を直すのは、毎度のこと。
昼休みに社食で、例の人とまたすれ違った。
〇〇さん、髪切りました?と、また声かけしてきた。
いや、それ2週間前の話なんだが。いちいち遅い。
そんなことで距離縮まると思っているなら、考え甘すぎだ。
午後の打ち合わせは、また例の「心理的安全性」とやらがテーマだったが、
まず声の大きい人が仕切ってる時点で、アウトでしょ。
意見言ったって、スルーされるか、「それ、ちょっと違うかもね」等と否定されるだけなのは、目に見えている。
言葉だけの、安心ほど、薄っぺらいものはないね。
夕方近くだったか、Slackでの連絡もいい加減で、また自分がフォローするはめに。
これには、いらついた。どうしてこうも、責任感が薄い人が多いのかと思う。
結局、こっちが先回りしてやっている。
数字はちゃんと出しているから、文句言われる筋合いはない。
でも、そのぶん、信じられないくらいの疲弊感も増していくのだ。
終業近くなると、混雑した電車がいつも頭をよぎる。
まぁ、それでも自分の駅に着くと、ホッとはするのと同時に疲れがドッとくる。
駅前でつまみに焼き鳥をかった。
夜、夫婦でお互い、顔を見合わせて、今日ももうダメだな、と無言の合意でウーバー。
割高なのはわかっているが、でも、お互い料理する気力がない。ウーバー待ちで、焼鳥で乾杯。
ニュースつけたまま、無言で食べて、飲んで少し落ち着く。





