博士論文出し終わりました。ようやく。

結構今年入ってからは辛かった。早く終わらせないとというプレッシャーが凄まじくて、睡眠削る削る。

 

最後の方は適当にザーッとやって「えい!」って感じでしたけど。

ジャーナルの英語の方が細かく添削してもらったのですが、200ページ近い学位論文となると先生方も「そんな暇ありません」

 

さてさて、残すはVIVAと論文の最終的な修正及び図書館への電子保存のみ。

 

4月でスカラーシップが切れてしまって、「どーしよー」ってスポンサーの会社に言ったら「出してやるから早く博士号取れ」と言われて、通常の生活費を頂きました。

 

実は三年できっちり博士が終わる人なんてまず居ないので、三年で論文まで仕上げられると思って居ませんでした。かつスカラシップは三年って契約書に書いてあったので、半年程度は貯金を切り崩す可能性がありました。

 

この三年間はその半年から一年程度の無収入生活に備えて、蓄える日々。辛かった。大変貧しい生活を送りました。多分いただいたお金の4割程度は残せたんじゃないかな?と思います。

 

人間お金がかかると必死になります。そのお陰でほぼ三年で終わりました。加えて、その三年の中でジャーナル三つ通りました!自分でいうのもアレですが、大変優秀かと!

 

そんなこんなで4月に会社の面接受けて、一応ポジションいただいたので5月から指導開始です。とはいうものの、あと二週間後には口頭試問があるので準備しないと。

 

この仕事ってのが難しいっすね。

白人社会に入っていくってのがまた。しかも自分より十五年とか年上の人が部下につくとなると....英語が下手くそな日本人がどうやって回していくのか?ってのが問題っす。彼らには「経験」に伴う「プライド」があります。まぁ日本でも一緒だと思いますが、若い総合職がいかに一般職に指示出すのか?難しいところです。しかもそれに加えて日本人というさらなる壁が。

 

お給料は日本を離れる時と比べて300万/年くらい下がる提示額。まぁ仕方がない。英語下手くそなんだもの笑。経験と知識と博士号がついたのにこのダウン。うける。

これも投資だと考えて頑張ろう。本当はメルセデスとか乗りたいけど、我慢して日産乗っています。日本じゃ乗れないし、こっちにいる間にメルセデス!なんとか乗りたい。

 

そうそう、二人の子供のパパになりました。学生のくせに子供作ってたんかい!ってなりそうですが、年も年なので二人目としては早くはないタイミング。妊娠・出産と論文のカオスをくぐり抜けて、仕事もスタート。えらい父ちゃんだと思います。

 

それでは、よしなに。