就職試験受けました。

一応…仕事頂ける様なんですが(次回条件面の交渉)、英語ができない分「人当たりがいい」とか「場を和ませる」とかそう言う芸当は出来ないので、オマエナニデキルンダ?が強いです。この試験で色々考えることがありました。

 

こっちにいると何をやるにしてもすごく大きな不安とストレスに襲われます。しんどいしんどいと思っていても、結局何とかしてきたので、何とかなるんだろうけど、経済的な面で将来考えるとちょっときつい。仕事ちゃんと出来るか不安。

 

イギリスで仕事するってのは(日本ベースの出向じゃなくて)、五感のうち聴覚と視覚の機能が30%になっている様な状態でかつプライベートも色々手間暇かかるのでしんどいです。さらに意思の疎通の困難さ、半端ない。

 

じゃぁ辞めれば?なんですけど、性格的に難しい方を常に選択するのと、楽な環境だと刺激を異様に欲する自分としてはある意味心地が良いのです。(あくまでも頭脳的なしんどさであって、体力削ってのしんどさはこの限りではありません)

 

昔から「(能力的に)出来ません」が言えないのです(笑)出来ない自分を受け入れられないので、結果としてできる様になるまでやる。効率の悪い生き物です。

 

人生において唯一「他人にこれは勝てないかも」と思ったのはハードル走です。あとは全て「自分が本気出せば勝てる」と本気で思う本田圭佑の様な性格を一部持ち合わせています。良くも悪くも本気出すと一番取れたり、大抵成功してきた歴史があったり。

 

30も中盤に差し掛かると、自分のポテンシャルを的確に評価する事が必要なんですけど、大抵のことはアホな量の努力で何とか出来てしまっているので、また困ります。三浦カズ状態。

 

イギリスにもう少し居たいのも、今帰っても人生の第一目標である「国境関係なく働ける人間になる」にまだ届かないからです。イギリスで一旗あげてから帰国して、ようやく「あえて日本で仕事することを選んでいる」という意識になれるんです。今帰ったら「日本でしか働けないから日本にいる」というコンプレックスが残る気がする。これは内なる戦い。別にそれで良いんじゃね?なんですけど、一度自分で目標掲げちゃうとそれ下ろせない性格アゲイン。

 

このコンプレックス解消には

1.一流の研究者になってノーベル賞受賞時に「日本人なんで日本語でスピーチします。欧米が世界の中心だと思うんじゃねーぞ」って言っちゃうか

2.とりあえずどこへ行っても必要とされる程度の技術力を持って、最低限の言語能力を有する

の二つ以外無いのかと。

 

もちろん2希望。さすがに努力オンリーセンスゼロではノーベル賞きつい。

と言うことで、元同期の皆さんが一流企業でボチボチ管理職になっていると言うのに、効率の悪い私@三流企業の自分への投資はまだ続きそうです。

 

日本に戻る際には、投資の回収の結果としてランボルギーニでインターナショナル幼稚園のお迎えするパパの様な野郎になる予定です。口癖は「イギリスではぁ」です。空港から出てくるときは浜崎あゆみばりのデカイサングラスかけてますね。きっと。

 

あー日本恋しい。でも、もう少し頑張ろう。