さてさてオリンピックイヤーな訳ですが、オリンピックで採算取るって結構難しいっぽいみたいな記事があって恐ろしさを覚えた。
「スポーツ」とか「世界の祭典」とか美化されがちだけど、結局ビジネスな訳で、赤字と言うことはどこかの誰かが儲かる仕組みがあって、そのお金の出処は税だったりする訳。
それはやっぱり許せないな。
自分としてはオリンピックとかスポーツをいっその事、もっと商業的にしてしまえば良いんじゃないかと思っている。
つまり完全に公から切り離してやってもらう。
税金使わなければ、どんなに贅沢な国立競技場を作ろうとも文句は誰も言わないでしょ。
オリンピックのテレビ放映権とかスポーツごとにパッケージーにして売れば良い。今だとオリンピックはテレビで勝手に見ることができるけど、見たくもない競技の分までお金を払っていると思うと馬鹿らしい。サッカー+水泳パック 5300円!みたいにスカパーとかで扱えば良い。解説もパラレルでやって、解説者を選べるようにすると良いかも。
結局経済的に成り立たないのであればそれは「趣味」なので、趣味の範疇でやるしか無い。いつまでも公金使っているから、「スポーツ好きです」みたいな人の仕事の受け皿にしかならない。これじゃ優秀な人間が集まるわけが無い。給料も安いだろうし。
もっとビジネスライクにやればちゃんと仕事として成立させられると常々思うのだけれども。プレミアリーグとかNFLとかみたく。
マイナースポーツはどうするんだ?と言う話もあるだろうけど、マイナースポーツは誰も見ないからちょっと厳しいけど
無くなってもらって結構
だと思っている。スポーツは結局娯楽。だから見る価値が無ければそれまで。見る人が居ないと言うことはそれはもはや個人の趣味。
「自分はペン回しが得意で、日本代表になるために頑張っているのでサポートしてください。必ず金メダル取ります」と言っても観る人が居ないのでこれは趣味。
どこの誰が自分の趣味に税金くれるんだ?
自分でお金を生み出しているなら誰も文句は言わないけど、やっぱり強制的に徴収する税金なんだから趣味には使ったらアカンと思うんだよな。
あとはアスリートの引退後のキャリアの問題
とかよくよく目にしますが、自分からしたら
「しらねーよ。いい大人だろ!」
って感じ。自分が一攫千金狙ったり、好きだったりしてスポーツやってきて、なぜその後の生活を誰かが心配しなくてはならないんだ?
心配なら資格とるとか勉強するとか、「いっその事スポーツで食べて行くのを諦める」とか色々選択肢はあるはず。脳みそまで筋肉になっているのかね?とすら思うわ。
今でこそJリーグはプロ選手が活躍していますが、Jリーグ開幕当初は
あえてプロにならない人
も結構居ました。それこそ日本代表クラスでも。この人達は引退後の生活を考えての選択をしていた。細く長くです。
はっきり言って今のスポーツ業界の大半は
・スポーツ好きのための就職受け皿
・スポーツ利権がらみの政治家達
のために税金が使われる構造のように見える。
仕事というものは社会に・人に貢献をして誰からか感謝され、その感謝に見合ったお金を頂くものです。税金は見合った仕事をしなくても勝手に動いて一部の人に入っていきます。スポーツだけに限らず、こういう趣味に本当に国民は自分たちの税金を使いたいのでしょうか?
もっとも、科学技術の研究等にも「これで何が良くなるの?」的な仕事も多いですけど。ある意味、「二番じゃダメなんですか?」の蓮舫議員は正しかったと思います。
ではよしなに。