頭の悪い自分は、難しい書籍を買うと理解するために3・4回繰り返して読むわけです。このくらい読むと、他人に教えられるくらいの理解になります。五回以上読むと「金取ったろか?」と思うくらい教えるのが上手くなります。
しかしながら昨年購入した
Introduction to Fourier Optics」 は非常に難解で、何度読んでも分かったような…多分全然分かっていない。式は追うことができるんだけど、物理的イメージがちゃんと沸いてこない→つまり理解できていない。

「まぁコレがなくても研究できるからいいでしょ」

という事で、放置していました。そもそもこの本を買った理由はどうしてもある二つの論文を読みたかったから。でも理論的にどうしても付いていけなくて、この本(500ページ)を読むことを決意した訳です。

がしかし、時代が変われば技術も変わる(そんな大げさなものではなく、単なる研究テーマ大幅変更)ので、コレ読めたほうが良さそうということになりました。

「あーすっげー憂鬱」

と思いながらも今日読んでみると…「あら、意外と簡単!」。恐らくですが、この放置をしていた期間に別の角度から近い分野を勉強していたっぽいのです。 オトナになると学生時代に超難しかったことが急に簡単に見えたりします。恐らくコレは別の角度から物事を見ていたり、類似する案件や同じアイディアが通用するものに対応しているからだと思いました。 たった一年でコレだけ変われるんですね。 賢くなったものだとビックリしました。日々日々何かしらの書籍に対峙して勉強し続けるというのは本当に大切です。学んだアイディアが技術が他の問題を解くことに一役買ってくれます。 さてさてやる気も戻ったので、このフーリエ光学とやらを遂にやっつけるときが来ました。 では、よしなに。