英国でも新年度がスタートしたから2ヶ月が過ぎました。

この時期になると「英語が下手」な人に向けての様々な英語の授業が大学から提供されます。

私の妻は扶養家族向けの英語講座に出席し、私もいくつかの学術ライティングの授業や普通の英語の講座に参加しています。

もちろんネイティブ達はそんな授業に出ることは無いので、基本的に非英語圏の人が参加します。ヨーロッパの人、アジア、東南アジアの人が多いです。


私の参加する英語のクラスもインターナショナル学生向けで、基本的に英語が不得手だと思っている人が参加していますが、皆さんお上手。

もっとも、インターナショナル学生と言っても、入学するに際してはIELTSの試験等をで英語力はある程度担保されているので、「一般の英語話せない人」とは格が違います。

レベルから言うとTOEICで800点目指すとかそういう次元では有りません。TOEICなら全員満点近くは取れると思います。


その中でも私、読解及び文法力、単語力は他の人よりも頭一つ二つ抜けています。でも、会話や聞き取りとなると彼ら以下です。

要するに、「使えない」英語なんです。
細かい文法が分かっても、それを気にしながら話せる訳ないし、そもそも話せないし....



という状況を鑑みると、「日本の英語教育って間違った方向に行っている」と思います。



だって、文法力も読解力も単語も自分の方が圧倒的に上なのに、会話、聞き取りは彼ら以下ということは努力する方向が間違っているとしか言いようが無い。



という事で、日本人が英語が出来ないのは努力不足だからじゃ有りません。きっと。


教える側が悪いのだと思います。

もっとも、会話、聞き取りが完璧にできるような英語の教師って少ないように感じます。

受験の試験も悪いです。


皆さんが必死に勉強したってダメなのは、努力する方向性が間違っているからだと思います。



じゃぁ、正しい方向ってなんだ?と聞かれると

分かりません

でも、これは確か。間違った方向に必死に掘っても目的地には出ない。


よしなに