スポンサー企業のお客さん(日本の企業)の接待でロンドンへ呼ばれました。

「ホテル一泊五万までならOK。その他何でも企業負担」

という贅の限りを尽せるオファーだったので飛びつきたかったのですが、自分も忙しくホテルの方はお断りして、普通に電車で行きました。


普段ならロンドンまで電車使いません。
電車80分 往復50-70ポンド
バス120分 往復10ポンド

という事で、お金が全然違うためバスを選択します。
今回は結局電車代だけで120ポンド位しましたがもちろん会社持ち。


昼食は英国料理に飽きてしまったお客さんから「らーめん」のご希望。

らーめん+餃子+生ビール =20ポンド

を三人で食べました。
ラーメン食べて1万円以上の支払いって、ロンドンではラーメンは高級品ですね。


今回行ったのは「一風堂」前回はピカデリーサーカスの近くのお店。

本当にいろんなところにラーメン屋があります。一攫千金狙って出店するのもありだと本当に思う。特に地方なら競争ゼロですから。


地元ラフバラーにも一応日本食屋があります。
もちろん従業員には日本人は居ません。以前そこで食事した際に「らーめん」を注文しました。


その結果、出てきたのは「うどん」と同じ麺。


中国人の金儲けに対するエネルギーは尊敬に値しますが、もう少しちゃんとパクッて欲しいものです。こうやって中国人が提供する「日本のもの」が結構こちらではあふれていて、その品質の低さに悲しくなります。


イギリスで結構人気のブランド
Super Dry (極度乾燥)、「乾燥しなさい」もJPNとロゴがいたるところに入っていますが…日本語で「乾燥しなさい」なんて言うことありません…

これも噂ではproduced by 中国人。

中国人は見た目が「日本人と似ている」というポイントを上手く使って商売しています。お金になるものは何でもお金にするという美学があるのでしょうね。ちょっと日本人とは価値観が違います。


幸い、ロンドンの一風堂は日本人がちゃんと経営していました。
味もおおむねokです。問題は値段。


日本食は結構人気なので、海を渡る気概がある料理人には大きなチャンスがあると思います。



ではよしなに。