私が初めて英国に来たのは2012年の7月。

当時、日本円が最強でしたのでYEN / GPB = 125yen/1pound くらいでした。
従って、1ポンドが100円くらいの感覚。

全てが安く見えました。そこで英国ブランドの革靴を購入。日本で買うと5万、6万するものを2万円しないでゲット。もちろん日本国内ではプレミア価格が乗っかっているので法外な値段になっています。


そんなこともはるか昔のこと。
今は185円くらいです。これでもまだ日本円が高い気がしますが、このベースで考えるとこちらの物価が非常に高く感じます。ペットボトルが1.3ポンドとかで売っているのを見ると…250円かぁと。

昨日、ケニア人の人と話をしました。
ケニアに家を持っており、人に貸していると。家賃「200ポンド」だそうです。こちらでは彼は600ポンドの家に住んでいます。

為替の威力ってすごいですね。

私も東京のマンションを人に貸していますが…ローン費用だけを考えると、月々の支払はこちらのボロ屋と同じくらい。

悲しくなります。16Fのマンションでディズニーランドの花火がバルコニーから見えるお気に入りの新築マンションの家賃と、こっちのボロ屋(冬寒い)の値段がほぼ同じなんて。

腐っても東京都内です。ど田舎ラフバラとは格が違います。

こちらで日本と同じ生活水準を保つってのは本当に大変なことです。
お金がかかって仕方がない!という事であと少しの辛抱だと思ってボロ屋に住んでいます。学生生活って辛いぜ。


よく海外に住んでいると言うと「大きな家に住んでいてお庭もあるんですよね!?いいですねー」なんて言われますが、そんなことねーです。


幸い私の給料はポンド払いで助かっていますが、日本円で貰っている人は大変だと思いますね。本当に為替相場で一喜一憂です。

先月、母と妹が日本から遊びに来てくれましたが、当時の為替が195円で渡英には最悪でした。事前にチケット等を私が全て抑えておいたのでそこまであおりは受けませんでしたが。


米国が利上げを検討しているようで、対ポンド円が一緒に安くなってくれないか期待しています。


ではよしなに。