英国で(英国だけじゃないかも)博士になるにはVIVAっていうのがあります。

googleなんかでwhat happens in the VIVA って感じで調べると出るわ出るわ。


日本でいうところの口頭試問。

事前に提出したThesisを外部の査読者・採点者が読み込んで、口頭試問の際に重箱の隅をつっつくような質問から王道の質問まで執筆物に対する質問を根掘り葉掘りするわけです。

この点では日本の博士の審査よりも厳しいかもしれません。

仮に博士論文中で他人の研究に言及しようものなら、その瞬間にそれも口頭試問の質問の対象となりうるというものです。


plagiarismに対する教育も徹底してやられます。

学位を取得するに当たって、

本人の本当の理解があるのか?
また自分のオリジナリティは何なのか?


その部分が非常に重要視されます。



これだけ厳しい審査があるので、小保方さん早稲田のようなことは無いのだと思います。


日本だと在学中にpaperを書くことが優先されて、
本業であるthesisは若干軽視されているような気がします。


こちらの学生は半年とかそれ以上かけて丁寧にしっかりと全て自分の
物にしながら博士論文を書き上げます。それから数ヶ月単位の準備
行って口頭試問に備えるわけです。


日本の突貫工事的な論文の仕上げとは異なりますね。


今日は私は1年目のVIVAがありました。
1年目のレポートにして50ページ超。図やグラフがあまりあるようなものでは
ないのでこれだけで修士論文くらいのヴォリュームです。


まぁ社会に出てから学生やると、やはり色々と仕事が早くなっているので
1年で修士論文程度のことをやるのは難しく無いかもしれませんが


何とか口頭試問(90-120分)は切り抜けましたが、日常会話と違って
英語で細かいことや数学的なことを伝えるのは至難の技でした。


最終的には数式書いて見せてましたし (笑)


最後に査読者からお褒めの言葉+叱咤激励をいただき
「1年目にしては非常に優れている。1年目として通過させない理由は全くない」
「数学は言語だ。分からなければプロの数学者もいる。聞けばいい。それだけだ」

嬉しく感じると同時に、学位取得時の口頭試問に耐えうる能力が自分に
あるのか不安に感じました。


もう少し専門的な会話の仕方を勉強しないとね.......



よしなに。