連日大統領選挙の話になってしまうのですが…
こちら。
選挙結果を覆すための署名運動です!
以前にもかるーく触れましたが
アメリカの選挙は「選挙人制度」という、一風変わったカタチの制度を取ってます。
簡単に説明すると…
各州に選挙人という枠があり
選挙人は多いところでは、カルフォニアでは55人、フロリダで29人、少ないところでニューハンプシャーで4人、アラスカで3人など、一定ではありません。
そして州ごとで市民の得票数を争い、勝った方がその州の全ての選挙人を獲得します。
例えばカリフォルニアで開票し、得票数が49.5%対50.5%とかなりの僅差だったとしても、勝った方は55人全ての選挙人枠を獲得する事になります。
選挙人は総勢538人で、過半数の270人を獲得した方が当確となります。
なんでこんなゲームみたいなまわりくどいシステムかというと、昔は全ての人がメディアに触れる機会がなかったり、教育が行き届いてなかったりで、全員が投票する権利があると言っても機能しなかったから、各州に代表を設けたんだとか。
そんな時代遅れのシステムが採用されてて
度々、このシステムに異議を唱える声は上がってました。
記憶に新しいのが2000年のブッシュ対アル・ゴアの選挙。
かなりの接戦で、最後のフロリダ州を開票しなければ結果がわからず
しかもそれもかなりの僅差だったため「数え直し」までして
結果、国民の総得票数ではアル・ゴアが勝っていたにも関わらず、選挙結果はブッシュが勝つという異例の事態でした。
そして今回は2度目。
ヒラリー・クリントンの方が総得票数は上だったにも関わらず、結果はトランプの勝利に。
そして今回はそれに加えて連日、各地で大規模に行われてるデモ!
トランプタワーの向かいにあるウチのサロンは、2日連続で5番街が完全封鎖された影響で、途中でお客様をキャンセルしてクローズしなければなりませんでした。
(これはマジで勘弁してほしい)
選挙人が正式投票するのが12月19日。
もしかしたら…"ルールを破って"ヒラリーに投票する選挙人がいるかもしれない。
それが法的に禁じられてる州もあるけど、それでもたった少しの罰金で済むらしく、それくらいヒラリー支持者は喜んで払うだろう。との事です。
僕個人的には…
まぁ、正直決まったものはしょうがないのかな…と、受け入れる覚悟は出来てましたし、
今更覆すのはルール違反では?と思っていましたが…
残念ながらアメリカの田舎では、今まで影を潜めてた「隠れ白人主義者」がトランプの当選によりタガが外れて、差別意識が復活してるのもニュースになってたり
トランプ自身も、キャンペーン中よりは柔らかい表現に変わったとはいえ、未だに国境に壁を作る計画は消えていないようで…
見ていて悲しくなるニュースがたくさん流れていて。
自由の国アメリカと言えど、どんなに「底辺」の白人でも、有色人種よりは位が上だったところを、「人種に関わらず」皆平等の人権が与えられるようになってたったの52年前の話。
カタチ上、皆平等になり、「表面的には」差別意識を表現してはいけなくなって、実はストレスになっていた人達がたくさんいて…
でも、肌の色や性別にとらわれず、移民でもLGBTでも皆平等に権利とチャンスがあり、宗教や故郷、文化の違いを認め合い、共存できる、皆が目指していた「自由の国アメリカ」にせっかく近づいていたのに
ここで大きく後退するのはもったいない。
僕は白人しかいないようなアメリカの田舎で暮らしたことは無いけれど
ほとんどどこの州出身のお客様をお迎えしていて
というか、こんな「よそ者」のアジア人を信頼して来てくれて
「大事にしたいもの」が確かにあるから
アメリカ国籍は無いのだけれど、微力ながら応援できればと思い、署名ささていただきました。
結果が覆らなければ、1月の就任式までデモは続くと言われています。
どうなるんでしょうか…
これは「初めての試み」です。結果がどうあれ、きっと未来に役に立つ事例だと信じています。
Electoral College Electors: Electoral College Make Hillary Clinton President on December 19