何がしたくて生きてきたのかさっぱり | 愛と平和の弾薬庫

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心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

去年カンレキッズになって一年、ってことは61才になっちまってもはや清志郎より年上。

やだね。大好きだった人より年上になっちまうって。ジョンレノンより21歳も年上だし。

ジムモリソンにいたっては34歳も年上っすよ、教授。ありえないっすよ。

そんな61年の人生、何ひとつモノにしてません。

ギターを持っても一曲も残せず、あんだけ書いたのに一冊も残ってません。

ああ、これが人生なんだな、と近頃ちょっとわかってきました。

風が気持ちいいんです。晴れてる日に外を歩けるだけで幸せなんです。

ああ、これが俺だったんだな、と気がつけばにたにたしてる。

猫が三匹、日陰で伸びてました。最高な奴らです。

俺はDavid Bowieじゃなかったんだ。Mick Jaggerでも、清志郎でも、John Lennonでも、

Jim Morrisonでも、なかった。なのに不幸じゃない。不思議なくらい笑ってる。

いや、もうちょっと収入はあるべきだとは思うけどね。

10年後が不安じゃない程度には。

何がしたくて生きてきたのか、いまだにわからないのは、いつまで生きたってわからないからなんだろう、

ということがわかってきた。

怠惰だろうか。