Amnesty--Secret Policemen | 愛と平和の弾薬庫

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

NHK BS2でルー・リードが「Tell It To Your Heart」という歌を歌っていた。

ルー・リードはボブ・ディランと同じぐらい、ある意味ではボブ以上に、ああ英語がしっかりわかったらなあ、と思わせられる歌手だ。

「Tell It To Your Heart」を歌っているルー・リードもやっぱり、ああ英語がわかったらなあと思わせられてしまう、いつも通りのルー・リードだった.。
        lou reed
すばらしいルー・リード。


その番組で一番見入ってしまったのはボブ・ゲルドフだった。

ピアノ一台の演奏をバックに「I Don't Like Mondays」を歌っていた。

バンドにオーケストラを加えた形で発表されて大ヒットした歌だったのに、ピアノ一台でも同じぐらいの魅力的に歌いきったボブ・ゲルドフ。
        bob geldof
やはりただ者ではなかったのだ。


一番かわいかったのはエリック・クラプトンのうしろで弾きまくっていたジェフ・ベックだった。

永遠のギター小僧!

Charもこの称号はジェフにということで納得するんじゃないかな。
        jeff beck
中音域の弾きまくりに関してはすごいものがあった。


Pete Townshendもアコギ一本で2曲、歌った。

「Pinball Wizard」と「Won't Get Fooled Again」。

アコースティックなのにエレキギターとほとんど同じ弾き方で、きれいなカッティング。

        townshend
とげとげしい、生々しい貫禄が漂うPete Townshend、大好きだ。


最後に出てきたのはMorrisseyだった。

「We Hate It When Our Friends Become Successful」というとても長いタイトルのけっこう短い歌だったけれど、

当時なぜあれほどまでに支持されたか、しっかりわからせてくれる歌だった。

さわやかにしてシニカル。

潔いほど簡潔。

        morrissey
イギリス勢が集うコンサートの締めくくりにぴったりの素晴らしい歌だった。