『カーズ3~クロスロード~』の感想です。ネタバレしないつもりだけどノリでうっかりとか注意して下さい。
『カーズ1』が上映された時は全く興味なく、「機関車トーマスみたいな小さい男の子向け」というイメージ強。それがガラリと変わったのはテレビで『カーズ3』の予告見てから。
【夢の続きか、新しい道か?】
……
これアラフォー必見じゃね?
こんな短絡的思考。
一番輝いていた「黄金時代」は過ぎて、新しい世代の台頭と共に訪れる「自らの老い」。まだまだやってやるぜ!とは思うものの、体力的にも精神的にもゼーハーゼーハーの日々。
自分の限界をうすぼんやりとしたカタチで突きつけられて、それがかえって道を迷わせる。迷いは自分への自信も喪失させる。
たぶんね、スポーツやってる人とかいわゆるアスリート系の方なら最初からめちゃ共感できるんだと思う。
私なんかは前半「私向けじゃないな」と思って観てた。悪くはないけどツボらない。
ところがそれは突如やってきた。
「キミのせいで貴重な時間を無駄にした!」
このセリフ、地雷だった。ここから涙腺がおかしくなり始めた。
あんまり書くとネタバレどころかモロバレになるからやめるけど、
要は育児の為に(納得して)専業主婦してきた自分が漠然と抱えてた不満と、現実に対して「こんなハズじゃなかった」という八つ当たりと、ピークを過ぎた自分を直視するのが恐いという不安を次々と暴露されてく感じ。
後半はずっと泣いてましたよ。人気もまばらなナイトショーの映画館で、ど真ん中を陣取ってる40過ぎのおばちゃんが滝のように泣いてました(笑)
でもって、ラストはまさかの「そっちの道に行っちゃうの?」てな感じで、若干の裏切られた感と「スポットライトを浴びてなくてもすごくご機嫌に輝ける」結末にまた涙。
いいんだよ、40は40らしくて。アンチエイジングとか美魔女とかキャリアウーマンとか、確かに憧れるよ?でもさ、ほうれい線を笑いじわの勲章にしてチャーミングに年をとりたいって思ったね。過ぎ去った日々やピークの自分にしがみついて、何とか現実との差を埋める努力じゃなく、「今の自分にしか出せない味わい」を追求できる道を進もうと思った。
周りがどうジャッジするかなんてのは雑音で、多少ルール違反スレスレでも自分が「こうしたい!」と思ったことをやればいい。誰かの期待を裏切っていい。
新しい道を選んでいるようで、結局は過去の積み重ねてきたナニカを強みにして転換できるって憧れるね。この夏、一番痛いトコロを突かれる映画でした。しかしよく泣いたわ、スッキリしたー!
あの赤い車は実は今回の主人公じゃなくて、別の車だったってのがいいね(笑)
しかも赤い車ですらなくなるという…
さてバレバレになる前に寝ますか(笑)
たまには一人でナイトショーも楽しいよ✨
最後まで読んで頂いてありがとうございます