ミナサマ ごきげんよう
chamよ
ミナサマ、最近テレビご覧になります?
ワタクシ、正真正銘のテレビっ子なのね。
起きた瞬間、テレビを付け。
寝る直前、までつけておりますの。
どうしてかしら?
小さい時に見せてもらえなかった反動かしら?
ワタクシ。
おばばと住んでいたのもあってね。
幼少時代に、あまりテレビが見られず・・・・
中学も、寮で見られず。
高校も下宿で、見られず。
ひたすら、ラジオとお友達~
赤坂康彦のミリオンナイツを聞き
ジェットストリームを聞き
時には、オールナイトニッポンを第二部まで聞き
寝れずに、いすずさんの番組を聞き
みたいなね。
近年ね。
我が家の相棒がね。
「ビックダディ」という、番組にはまっておりますの。
大家族を支える、偉大な父!
という意味なんでしょうけど。
・・・・ねぇ・・・(以下、略)
この父を見ていてね。
あるお方を、想い出しましたの。
では、参りましょう。
聞いてくださる?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この、「ビックダディ」の父親。
奥様にも散々言われてるんですけど。
まぁ、「ごめんなさい」が言えないお方ですの。
しまいには、
『これが、俺だっ!!!!』って・・・
へりくつ大魔王なのね。
きっと今まで、苦労なさったんでしょう。
その中、なんとかやってらしたのでしょう。
だから、ご自分が正しい。
自分の言う通りにしておけば、なんとかなる。
思ってらっしゃるのでしょう・・・
ナンセンス!!!
いっつも自分が正しいと思うんだったらね。
宗教でも、開きなさい。
間違うから、人間。
譲り合うから、繋がれる。
「苦労している人間が全部偉い」と思ったら大間違い。
そんな態度してたら、すぐ子供だってマネしちゃうんですからっ
なんて、思いながら、拝見しておりましたの。
そうしてましたらね、ワタクシ、なぜだか。
その、テレビの中の父と。
全く逆の人間を思い出しちゃったの。
その思い出したお方というのは、ワタクシの一個先輩でね。
とっても可愛らしい女性なの。
まぁ、モテたわ。
むしろ、モテすぎて。
こっちも悔しさも湧いてこないくらい
アイドル的存在でしたし。
二か月に一回は、誰かに告白されるような人だったの。
でもね、
・・・・こういっちゃなんですけどね。
絶世の美人・・・では、ないの。
でもね、
清楚っぽくて、清潔感があって。
でも、話すと気さくで、マイペース。
服装もカジュアルで、気取らない。
ぶりっこではない、天然を持ち合わせている。
そして、スタイル抜群!で、整った顔立ち。
The パーフェクト
彼女にしたいNo1に、数年間君臨して。
殿堂入りよ
でもね、この彼女。
この、モテっぷりに相反して・・・・
友達がいないのよ。女のね。
初めはね、ワタクシも。
『みんな、ひがんでるの??』
と思ってましたのよ。
でも。
付き合いだして解りましたの。
なるほどねぇ…と。
こんな事があったわ。
ある日のワタクシ。
偶然ね、街中で、退社された先輩と会いましたの。
久しぶりで、嬉しくって。
ついつい、ノリで、『今日飲み行くかっ!』というお話になってね。
ワタクシは、帰社しまして。
早速!
同僚の皆さまへ、かたっぱしからお声をかけましたの。
その中には、勿論彼女[以下:ユキさん]もいましてね。
■ワタクシ
『(前略)突然なんですけど、今日どうですか?』
■ユキさん
『わぁっ!!誘ってくれてありがとう。』
■ワタクシ
『でも、月末だし、無理しないでください。』
■ユキさん
『大丈夫だよ。』
■ワタクシ
『じゃ、待ってますね♪』
■ユキさん
『うん、ありがとう!』
と、とっても笑顔
お~!!
喜んでくれた!
良かった!良かった!
と、ワタクシは、「まってま~す!」と言い残し、
席に戻りましたの。
で。
マッハで、残務を処理し。
気が付けば、時刻は20:00。
ワタクシは、ダッシュでお約束の居酒屋へ。
先に来ていた先輩を見つけ
先に、かんぱいをし
始めちゃいましたの。
その間。
一人増え、二人増え・・・
約90分程の間で、お声掛けしたほぼ全員が合流。
と。
ワタクシ。
気が付きました。
そして、声に出しました。
「あれ?ユキさんは?」
すると、ワタクシの先輩の男性(=ゆきさんの同期)が。
ワタクシの腕をつかみますの。
( 静かにっ!)
的な、具合で。
ワタクシは、訳が解らず
「なんですか?」
と、声に出して聞く。
するとその先輩は、超小声で。
「あいつ来ないよ。
お前が席戻ってすぐ、俺の所に来て。
”断ってもいいかな?”って。」
・・・・
まずね。
想っちゃったの、ワタクシ。
なんで、先輩。
そんな優越感に浸った顔してらっしゃるの?
”あいつは、俺に気許してんだよ。”みたいなお顔しちゃって
残念。
彼女は、あなたに同期以上の感情は無くってよ。
と。
多少ね、哀れな気持も湧き、
ワタクシ、きょとんとしておりましたら。
「あいつ、大人数嫌いだから、迷惑だったと思うよ。
言い出しにくかったんじゃない?
俺には言えるだろうけどさ」
って・・・・・・・
君!先輩だけど。君!
君は、彼女の彼でもなければ、なんでもない。
そして、それを女のワタクシに、自慢してどーすんの?
いえ。
ミナサマ、本質はココではないの。
もうお判りね。
何故、ユキさんは、迷惑だったのであれば。
ワタクシに
「誘ってくれてありがとう」
「大丈夫!」
と、軽々と、言っちゃったのかしら??
ワカリマセン
ワタクシには、さっぱり解りませんの。
では、仮説を立てましょ♪
1)言い出しにくかった。
2)嫌われたくなかった。
3)ノリの良い子を演じたかった。
・・・・・どれだとしても。
逆効果じゃない??
仮に。
先輩の男子が、暴露しなかったとしても。
あそこまで喜んでおいて、来なくって。
それは、逆効果じゃなくって??
でね。
ユキさん、ワタクシに、言うのよ、次の日。
「ごめんね。
昨日仕事終わらなくって。
電話しようと思ったんだけど、充電切れちゃって。」
オオカミ少年だって、まだまともな嘘つくわ
いらっしゃいません事?
ミナサマの周りにも。
容易に「うん」「ありがとう」「そうだと思う~」を連呼し。
全く気持ちが入っていない人。
周りから見ると。
「だったら、言えばいいじゃん」って思うの。
頑固の逆ね。
聞き上手の、なりそびれ。
でも、そんな方々は、きっと。
その方々なりに、必死に考えた結果なのよね。
予想ですけど、昔に何か”トラウマ”があると思うのね。
はっきり意見を言って、いじめられたのかしら?
それも、理不尽にね。
「可愛いからって、何でも言っていいと思うな」
「金持ちだからって・・・」みたいな
ひがみ系の、何かその手のね。
ワタクシに言った後も、彼女そーとー考えたはずよ。
「どうしよ。。。行くって言っちゃった。。。」
そして、知っているの。
男性は、自分をあまり嫌いにならない。
だから。
女性に、本音を隠し。
男性に、本音を言う。
「どうしよう、本当は行きたくないんだ」
男性言う。
「いいんじゃん?人数多いし、ばれないだろ」
彼女思う
「そっか、そうだよね。(自信持っちゃう)」
そして、バレル。
結果・・・友達いない。
悲しい、お話じゃなくって???
ワタクシ思うのよ。
とはいえ、もう、大人じゃない。
それを、消化するか、悲劇のヒロインぶるかは、
本人次第なのよ。
結局ね。
人って、”無償の愛”をはぐくめる関係は、
そんなに多くないと思うの。
そういう方がいるときは、大事になさってね。
多いに。
見返りを求めるじゃない?
それが、「利益」とか「得」でなくっても。
こっちが本音でぶつかってんだから、お前もこいよ!
とか。
こんだけ心開いてるから、何でも本当を話してよ!
とか。
”あぁ、人間関係って、そうなんだ。”
って、大なり小なり学ぶじゃない??
でも、彼女、そんなのそっちのけで。
「何でも、受け入れたテイをしておけば、
とりあえずはOK」
だと、染みついちゃってるのよね。
だから、ワタクシ申しましたの。
「そうですか、大変でしたね。
でも、ダメって言ってくれていいんですよ。
それでも、私は、好きですから」
彼女は、ニコニコ
「どーしたのぉ??」
と、訳の解っていない様子でしたわ。
本当に、解らなかったのか。
やばい、バレタと思ったのか。
それは、ワタクシの知る由もないですけどね。
でも。
「好きですよ」を。
聞きとってくれて。
心に残っていたら、いいなぁと想いましたの。
なんて、ワタクシのは、マスターベーションね。
見返り求めて、やんなっちゃうわ(笑)
では、ごきげんよう
おでんが、食べた~いっ!!!