念願の「天使にラヴソングを」は矢張り素敵でした。
カメラを忘れて残念でしたがけれど、本場の作品に触れて満足でした。
渋谷の新しい劇場は満席で多分2800人位の入りでした。
何といっても装置の素早い転換。
演劇で在りながら映画のようなスピード感でした。
初め3人の重唱から始まりその声量に圧倒されながら、
オーケストラは紗幕の後ろかなと思いきや、
カラオケのようでした。
料金を考えると納得です。
両サイドに字幕がでていて助かりました。
料金はオペラやバレーの半額でしたので・・・・
それにしても50年も前に東京のタカラズカ劇場で観た、
日本の「マイフェアレディー」の中に突然現れた、
「ブロードウェイの12人の踊り子」を見た時ほどの
衝撃はありませんでした。
立った12人で劇場を圧倒する踊りでした。
たしかイライザの朝の市場に現れた12人だったと思います。
今や日本のダンサーや歌手の上達は大したものです。
30年前に本場でみた「オペラザの怪人」にも、
さほどショックは、受けなかったし。
戦後から始まった異文化への挑戦は、
追いついたということでショウか。
カメラで渋谷の街の変貌と、
もうついてゆけない街になってしまった証しを映像に出来ないのは
残念でしたけれど、
50年前のミュージカルの鮮明な遅れからは、
追いついたと思い、
この後は独自性の発見までを見届けたいと思いました。
実証できる映像が皆無なのが無念です。
ひかりのシアターオーブへは、
行きはエレベーターで11階へ3分。
帰りはエスカレーターで20分の道のりでした。
2800人の観客が散らばるのですから・・・・
人の波につながれてゆくと・・・
何処の階にもレストランに並んでいる若者の列です。
それを横目で見ながら、やっと戸塚の馴れているお店で・・・・夕食。
落ち着きました。疲れました。
でも、も言う一度ホンバ物のミュージカルを観に行きます。
多分・・・・