1983年静岡師生まれ、だそうで、
私の1938年生まれを引くと答えは45でした。
4月最後の土曜日、先生のおられないステンド・グラスのお教室で、
一番若いTさんに「一息で読むほど面白かった」
というと「その続編もある」との事でした。
皆で回し読みすることになり、評判の高さにビックリでした。
駅中の書店のあちこちに、宣伝ポスターが貼ってありました。
成瀬という主人公の少女を生み出した作家に驚き、
一気読みするほどに楽しい本でした。
「ありがとう西武デパート大津店」に始まる、
地方の街とデパートとの関りの、あれやこれやに始まって、
女子高校生の日々と、
社会人になった元大津で高校生だった、の男たちのデパートに寄せる思い。
閉店までの日々が飽きることなく描かれて、
新鮮な物語でした。
映像になるのが楽しみです。
此の面白さに乗って今度は
恩田陸の「スプリング」も半ばまで読み、
作家のクラシック「バレー」への教養の深さにもビックリしています。
さっそくお二人の「二位の君」と映像でしかみていない「蜜蜂と春雷」とを読もうと・・・
前のめりです。
さて
今日は突然のご招待で歌舞伎座です。
爽やかな五月の休日。
夜の部なので咲き始めたベランダの花たちのお手入れをしています。
すべての鉢から花や緑が溢れています。
紫とオプ・ホワイトのクレマチスも旬を迎えています。
矢張り我が家のスターは年を経た深紅のバラですかね・・・
我一人高し見たいです。
アップにしてみました。
何という鳥なのか、
「トテチテ・トテチテ・トテチテタ・・・・」
と・・・
この何日か鳴くことしきりです。
ある作家が「テッペンカケタカ」と聞いた鳥の声はにかな・・・・
最近、歌舞伎は古典ばかりなので、足が遠のいていましたけれど、
矢張りワクワクいたします。
「五月の風は私貴族にすにする・・・」と言ったのは萩原朔太郎。
ちなみに・・・家具職人の娘は五月に生まれました。
ひがんではいません