若い頃には毎日が旅公演で、

何処にも行かない日々が大切でしたけれど・・・

新幹線には10年程お世話になりませんでした。

ラインでお稽古をしている古い友人の誘いでやっと腰を上げました。

新幹線に乗ったら「花小金井」よりも、軽井沢の方が近い事にビックリびっくりマーク

 

非日常の世界がどれほど大切なのか・・・・

シートに座った時の安堵感が新鮮でした。

新しい感覚が開いてゆくようでした。

走る景色の中には耕された畑の土の色や

遠いい山に囲まれた盆地の緑。

「もっと遠くを見て、非日常の世界に触れないとだめだ・・・」

1時間3分。

改札口にKさんが待っていました。

「若々しいので見間違えた・・・」といわれて素直に嬉しくなり、

早速彼女の運転でスタートです。

 

桜がやっと咲いたそうですが、

ソメイヨシノはこの辺りでは寒すぎるとかで、

少し濃いピンクの花ぶりでした。

「八ッ場ダム」は昨日の雨でたっぷりした水位、青い空をうつしています。

ずっと前にステンドグラスの先生と仲間で、

この近くの、「道の駅」で買い物をしたこと等思いだします。

「あのころは、ストップしていた工事が動きだした頃だった・・・」

そんな時代でした。

完成したダムでは新芽の美しさを満喫しました。

あちこちに川が流れてい、せせらぎがBGMのようでしたし、

自然の中へあまり行かないのでこわばった皮膚が、

柔らかくはがれて行くようでした。

大きな岩や大きな石は浅間山のなせる業なのでしょうか、

昭和10年に創られた橋ルンルン飛び出すハート・・・・

私より先輩、ということは戦災に、まったく縁のない所かな・・・

あちこち回りながら、古木の多さにふと思うのです。

彼女の散歩コースに咲く、古い桜と奥に見える紅い鳥居。

 

この辺りの桜の木はほとんどが古木です。

平和の中で残った桜です。

車を降りたついでに土の道を歩きました。

やっとチェックインラブラブ

午後2時過ぎ・・・

ホテルに着くと、浅間山が部屋の真ん前に、

枝垂れ桜越しに見えて、

最高の気分でした。

真っ青の空爆  笑

夕飯を頂いたレストランからは、

浅間山が夕陽から薄暮に変わって行くさまをながめ、

山の輪郭がクッキリするときの迫って来るような姿が新鮮でした。

「山の端」を初めてしみじみと眺めました。

夕食後の露天風呂は・・・

湯あたりするほど、星を眺めて・・・

ぐっすり眠りました。

桜は昨日よりも咲いてきました。

 

2日間ズット運転をして頂いたお礼に、スマホレッスンのかわりに、

発表を控えているので、

ホテルで「ひかりふる音」の立ち稽古をして

そして・・・

ホテルの枝垂れ桜にサヨナラをして「見晴台」へ。

我が家のバス停も「見晴台」なのです飛び出すハート

まだ春は来ていません。

・・・枯れ枝ばかりの「見春台」でした。

遠くに見えるのは白根連山だそうです。

 

 

県境に標識が・・・・上差し

ある独り暮らしの方が

、タンポポを毎日数えている・・・・というのを思いだして・・・・

でも、このタンポポはいのち溌剌です。

 

インドのタゴールの銅像がありました。

100年前に憧れの日本へ見えたそうです。

アジアではじめてのノーベル文学賞を受賞されたとか。

意外な出会いでした。

山を下って草津の新しくできた足湯付きの温泉門へ・・・

そして・・・何とか銀座のはずれで昼食をして・・・

そしてまた軽井沢駅へ・・・・

Sさんは明日は新潟の実家へ行くとか・・・・

運転有難うございました。
 

私は・・・

お土産を買うこともなく、1時間40分で、

新緑を卒業した、緑いっぱいの上永谷のバス停に立っていました。

25日と26日の晴天に感謝をした、チョコット旅行でした。

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