お教室の煖房が心配でしたけれど、持ち帰って煖房の無い部屋で、

3日目の今朝も一杯の香りを放って咲いています飛び出すハート

上差し

今朝、NHKの再放送、「透明なゆりかご」の録画を見ました。

休日なので・・・・

小さな町の小さな産婦人科医院での物語。

高校生の助産師志望の少女の目で様々なドラマが目撃されます。

2018年の作品の再放送でした。

この主演女優さんがまたまた好きになりました。

清原果耶さん。

心の内をこんなに映し出す若い女優さんはいないぞ!と・・・

内容も透明な赤ちゃんとキラキラした赤ちゃん。

であらわされる命のドラマでした。

最終話で・・・

驚いたのは小学生高学年か中学生1学年生くらいの少女が、

乱暴されてこの医院に飛び込んでくるお話でした。

男性は医師も患者さんの付き添いも決してこの少女に合わない気配り。

年長の看護師さんの暖かい配慮。

そして診察の結果、日常で繰り返されていた乱暴と分かります。

少女は初めてそれを拒否してここに駆け込んだのでした。

見習いの少女の知り合いだったので、

「今どんな気持ち・・?」と尋ねると、

少女は重い口を開きます。

 

相手が義理の父親だったことも、衝撃でしたし、

義父は「これは、普通の事だ、だれでもあたりまえに、していることだ」

と言い続けていたのです・・・

この演技をした少女は何歳なのだろう・・・

内容をどう説明したのだろう・・・と私はそのことの方が、心配でした。

でも、

ある方に聞いたら・・・今の教育で性教育はオープンであること、

少女はすべてわかって演じていたのでは・・・・と。

それにしても、残酷な役作りだな、と心が痛みました。

でも、

その少女の演技をみて、私は、この医院の命への向かい方に感動しましたし、

つくずく自分は命に正面から向かうことに憶病だと知りました。

大昔、恋をして居た頃、

劇団に入団して3年くらい経ったころ、

6月に奈良の休日で全員が「日吉館」に集合しました。

何日か目に奈良公園を歩いていたら、鹿が仔を生んでいました。

私は直視できずに誤魔化して通り過ぎました。

後日、真山先生に、

「N君は直視していましたよ、命の誕生から逃げてはいけない」

そんな風に注意を受けたことを思いだします。

 

友の急な死は私に沢山の思いを投げかけます。

 

今日は晴れ。

明日は雪だそうです。

春よ来い。です。