いい大学・いい会社・いい人生は古い!?
私は中学生・高校生のみなさんに問題提起をして、自分で考え、未来を切り開いていってほしくて書いてきた。だから、どうしてもA・Iがもたらすであろう負の部分を述べてしまう。未来学者というんだろうか、歴史学者か、経済学者か、A・Iによる近未来の社会変化に対応する術を書いていた。「パプア・ニューギニアの老人の方がアメリカの都会で暮らす老人より幸せにみえる」パプア・ニューギニアの老人は大家族の中でみんなに尊敬されて生涯を全うする。一方、先進国アメリカのほとんどの老人は老人ホームで寂しい老後をおくっているということか。つまり、それぞれ自分の生き方・人生観そのものを見直す時代が来ているのではないかと訴えているのだろう。
これを中高生のみんなの世代で考えると、「勉強していい大学を出ていい会社に入ればいい人生をおくれる」という価値観はこれからの時代に合わないということだ。経済成長が続くなかで生きた君の両親はその価値観で努力してきた。君にもそんな生き方を望んでいるだろう。しかし、そんな時代は確実に終わる。アメリカの凋落を見れば分かる。そのなかでトランプ大統領はあがいている。
今、会社勤めを辞め、田舎で農業を始める若者が増えている。パプア・ニューギニア的な生き方をすでに選択しはじめた人たちだ。会社という虚構のために命を削るような働き方に空しさを感じるようになったのだ。そう、仕事を生き甲斐にする時代は終わる。仕事より大切なのは家族や仲間、自分のやりたいこと。趣味でも勉強でもボランティアでも、やりたいことを優先する。仕事は生活費を稼ぐためのもの。まるでプータローみたいだと思うかも知れないが、彼らの方が時代を先取りしている。
これを中高生のみんなの世代で考えると、「勉強していい大学を出ていい会社に入ればいい人生をおくれる」という価値観はこれからの時代に合わないということだ。経済成長が続くなかで生きた君の両親はその価値観で努力してきた。君にもそんな生き方を望んでいるだろう。しかし、そんな時代は確実に終わる。アメリカの凋落を見れば分かる。そのなかでトランプ大統領はあがいている。
今、会社勤めを辞め、田舎で農業を始める若者が増えている。パプア・ニューギニア的な生き方をすでに選択しはじめた人たちだ。会社という虚構のために命を削るような働き方に空しさを感じるようになったのだ。そう、仕事を生き甲斐にする時代は終わる。仕事より大切なのは家族や仲間、自分のやりたいこと。趣味でも勉強でもボランティアでも、やりたいことを優先する。仕事は生活費を稼ぐためのもの。まるでプータローみたいだと思うかも知れないが、彼らの方が時代を先取りしている。