A・I は悩まない?!
 もうすでに銀行の融資決定や会社の一次面接をインターネット(A・I)で行っているところがある。いずれはこれが主流になるだろう。全員と面接する手間と時間が大幅に省けるし効率的だと考えているのだ。書類選考と同じだと思うかもしれないが、書類だと担当者が目を通す。君の何気ない一言から一所懸命な文字や文から、君のやる気や人柄を評価してくれることもあるかもしれない。しかし、A・I は君が質問事項に答え終えた瞬間にはもう答えを出しているのだ。A・Iは悩まない。将棋の対決はどうなんだろう。プロ棋士は長考するような場面でもA・I は迷わないのではないだろうか。
 中国では国民各個人に関するビッグデータを国家が管理し点数化されているという。基準の点数に満たない者は門前払い、参加することさえできない。各人について本人より国家の方がよく知っているということか。
 今でもA・I を搭載した無人偵察機とか戦闘車両などがあるが、未来の兵器はサイボークのようなロボットが主流になる。彼らは悩まない。プログラミングされた通りの戦いを確実に実施するだけだ。痛みをともなわない戦争はとどまるところを知らない。バーチャルの世界だ。ゲームと違い、死んでいくのは生身の人間だ。未来戦争による人類の破滅につながらないとも言えない。
  そう、A・Iをどう活用するかがとても重要なのだ。
悪用しないように世界中でルールづくりをしなければ、とんでもない事態が起きるだろう。でも、世界の政治家の中で誰がそんなことに関心をもっているだろうか。
テクロジーのめざましい革新に追いつけないのだ。
 経済戦争では、そのすきにGAFA (グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップル)が世界の富を独占している。