革職人るーです、よろしくお願いします。
やっぱりWALDESファスナーが好き
いつもはエクセラファスナーですが、今回は違うタイプを使います。
WALDESファスナーノ3号15.5cmを用意しました。
勝手に開かないロック式タイプの引き手。
テープは綿(コットン)製というこだわり。
いつものエクセラファスナーに強度は劣りますが、味はなかなかのもの。
切り出しには細心の注意を。
カインドレザーズの刻印がありますが、気にせずに。
小銭入れ脇にはポケットをひとつつけるだけで、財布の使い勝手が向上します。
革財布を作る人、使う人は別です。
使う人の意見を取り入れ、不足しているところは提案する。
ビジネスの基本ですね。
使う側ばかりの意見を聞いているだけでは、的外れな部分を見逃してしまいます。
お互いwin-winの関係がいいですよね。
ステッチはクラフト社の手縫いロウ引き糸
ファスナーの美しさというより、ゴツさが際立つタイプになりました。
ステッチも5.5mm幅という若干広めな幅で、無骨さを表現したつもりです。
このように。
写真を撮り忘れましたが、ポケットも縫い付けました。
革だけでなく、パーツにもこだわりを。
ルアレ・キュイールでは補強材をほとんど使用しません。
なので、革と金属パーツだけで色々と表現をしていきます。
金具の色やファスナーのテープの素材など、こだわるところはこだわります。
レザークラフト頑張って!