食べ過ぎた。
2ヶ月に1度くらいお誘いくださるおばさま(失礼。お姉さま?)と、今年最後の食事に行った。
お酒を飲まない忘年会というところか。
私がダラダラしてると、優しく元気を充電してくれる嬉しい存在だ。
彼女には子供がいなくて、旦那さまがいる。
私と彼女は、ナイトの映画に行くことも多いが、深夜に帰宅しても何も言わないありがたいご主人だ。
彼らは私にとって、理想の夫婦である。
信頼し合い、明るくのびやかで、友達か兄妹のよう。
なぜだか私には愛するヒトが与えられない。
別に独身主義者ってわけじゃない。
私の夢は、心が開放され自由になれるパートナーと暮らすことだったが、これがなかなか難しい。
知り合うタイミングが悪いのだ。悪過ぎる。
事故で免許剥奪され左遷されて意気消沈している営業マンだったり、
リストラで経済破綻する直前の崖っぷちサラリーマンもいたなあ。
「大丈夫だよ!そばにいてくれたらそれだけでいいんだから。」
いくら励ましても、男としての自信が根底から崩壊してしまって、呼べど叫べど暗い穴から出てこなかったっけ。
男の人にとって仕事がいかに大切か、よーくわかったものだった。
「幸せに・・・できる自信がないんや・・・。
でも俺、お前をあきらめないから。」
そんなこと泣きそうな声で言われるなら、
はっきりふられた方がましだった。
めったに出会うことが叶わない、心の開放をくれそうな人。
実は、幸せな思い出ひとつくれない人。
本気のスイッチが入り、楽しいお付き合いが始まりかけると、脆くも崩れ去る私の恋。
何かに邪魔されているとしか思えなかった。
たくさんの後悔しか残せない恋。
もっともっと優しくできたんじゃなかったか。
彼らが浮上できますように。
せめて祈ろう。
かわいい女性と出会い、今度こそ幸せになれますように。
「寂しい想いは私ひとりで十分かと思います。」
お姉さまにそう言うと、
「何言ってるの。あなたは幸せよ。」
きっぱり言い放つ。
これだから、この人大好きなのである。