何もの。 | KOHTA BLOG

何もの。

僕は誰で、どこから来たのか。


どんな奴なのか。


どんなふうに笑うのか、どんなふうに泣くのか。


どこを目指すのか、何になるのか。



何者なのか。


当たり前のように、僕にはとても解らない。


解れない。


理解なんてほしくない。


その道程だけでも、せめて知りたい。


ゴールした後は教えなくていい。


この一歩先の僕は、ねぇ、一体どんな僕なの?


今日の僕さえ解れずに、今日の僕は明日の僕を知りたがる。


明日の僕は明日の僕さえ解れずに、明後日の僕を知りたがる。


そんな繰り返しの中じゃ、何も生まれないのに。


知っているのに繰り返す。


ただただ、頭が悪いだけなんだ。


解ってるけど、解ってない。


今ほしいものはなぁに?


どうしてそれがほしいの?


それを手に入れるために何をするの?


何かしたの?


何もしていないんだ。


動いてないんだ。


動けるはずなのに。


背中のネジを回してもらうのをいつまでも待ってる。


背中にネジなんかないことくらい、ずっと前から知ってるのに。


「人は一人で生きれない」に縋ってる。


しがみついてるんだ。


甘えきってるんだ。


言葉なんて口に出さなきゃ、何の意味も持たないのに。


僕の喉は震えない。


音は胸の中で鳴りかけてはまた、消えてくだけ。


どこにあるかも解らない心の中で、ポツリポツリと何度も呟く。


叫んでいるつもりになりながら。


僕は頑張ってます。


そんなふうに思ってます。


辛い今から逃れるために。


こんな意味のないことはない。


知りながらも辞められない。


もうこんななら、人間を辞めてしまえたら楽なのに。


辞め方なんて解らない。


辞めれないって解ってる。


人間であることは人間である以上変わらない。


僕は僕以上には変わらない。


変われない。


一歩だけなのに。


踏み出せば違えるのに。


脚の動かし方はよく知ってる。


声の出し方はよく知ってる。


動けよ脚よ、響けよ声よ。


在処の解らぬ心の中で、声と言う名の甘えは浮かんで消える。


この牢獄の扉の鍵?


首に下げながら在処を捜す。


出たいのに出られないのです。


なんて言いながら、この嫌いな場所に居座ってる。


変わるのが怖い?


違う。


傷つくのが恐いだけなんだ。