先日京都で朝マックを食べて思い出したんです。
20代の頃5歳上の彼氏と付き合ってた時、彼の家に泊まった日は彼が職場まで車で送ってくれて、朝マックを食べて、ランチ代に1000円貰ってました。
クリスマスや誕生日には当時好きだった赤エピを毎回買って貰い、雨が降ったら傘や靴を買ってくれる優しくて、お金持ちの彼でした。
彼がサラリーマンから起業して、収入も3倍ぐらいになったのをまじかで見ていました。
仕事の内容は変えてないのに、会社に属さない働き方で、収入は増え、休みも増えたので旅行にもよく連れて行って貰いました。
6年ぐらい付き合ってたので、向こうのご両親や友達にも『いつ結婚するの』と言われ続けていました。
当時私はネイリストで、その時代にネイルサロンに通うのは、殆どが富裕層の奥様で、私も結婚したらこんな生活だろうなと思ってたんですが、全くうらやましくなかったんです。
彼も私に『薫は俺の役にしか立たないからね』と言っていましたが、私は納得がいかず、心の中でそんな事はない!と思ってました。笑
その一言から彼に甘えるのではなく、ムクムクと自立したい!と思ったんです。
経済的に甘えるという生活は私には窮屈だ感じました。
それから別れてこの世界に入り、起業しました。
別れてから1度も会っていませんが、彼に認めて貰いたいと心のどこかで思っています。
私の朝マックの思い出です。