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座板の加工に入ります。
座り心地のよくするために、緩やかにカーブを付けます。
柔らかい杉材なので、ベルトサンダーで一気に仕上げる。
最初は粒度120番のベルトで形状を作り、表面の仕上げは粒度240番を使用する。
10分ほどベルトサンダーを掛けると、このとおり目で認識できるくらいまで削れます。
削りすぎると、強度不足となるためこの位にしておく。
組み立てに入ります。
ボンドを塗る道具はこちらのヘラを使うと便利。
前回のボンドがペロッと綺麗に剥がれてくれる。
大型のクランプ4本を使って、強力に圧力をかけて確実に固定する。
塗りすぎたボンドは、すぐに拭き取らないとシミとなって残ってしまうので注意が必要
ほっけち鉋という道具で、曲線部分の角を削って丸くしているところ。
この作業を終えると本体部分は、ほぼ完成となる。
あとは、子供たちが座ると足が床につかないので、足を置く場所を作る。
成長に合わせて、足置きの位置を変更できるようにポケットホールを加工してネジで固定するようにしました。
板に4つある加工穴がポケットホールです。ここにネジを入れて固定します。
角を取る。
バンドソーでカットして、ディスクサンダーで仕上げたら
ルーターで面取りします。
足置きの取り付けが完了した。
足にパッドを付けました。これはダイソーのもの。
完成です
このスツールの高さは43センチにしている。椅子の平均的な高さよりも3センチ高い。
子どもが成長にするにつれ、足置きの高さを低くして、最終的にはスツールの脚を3センチカットし高さ40センチになるように作りました。
姿勢が悪くなるので、背もたれはあえて作らず、座板の奥行きも狭くしてます
座り心地は褒めれたものではないかもしれないが、今まで共有のベンチだったのが、自分専用になって嬉しいようです。
この椅子に慣れておけば、どんな椅子に座っても座り心地はよくなるよ。きっとがんばれ娘!