１０年前に住宅の新築を機に、郵便受けをプレゼントした知人から、再依頼を受けました。
木工を初めて、道具も丸鋸くらいしかなかった時の作品だったはず。
てっきり、すでに別の郵便受けに替えたと思っていたが、まだ使っていてくれたとは嬉しい限り
張り切って、制作させていただきます。
材料は、ウォールナットを使う。
年季の入ったバンドソーも活躍中。
FEATOOL DOMINOで内側の箱を作ります。
チップを入れて、強度も問題ない。
今回は新たな試みとして、トリマーを使用した名栗加工に挑戦してみました。
本来は”ちょうな”という手斧を使って加工するのだが、熟練の技を持っていなければ綺麗に加工することは不可能です。
じつは、木工を初めてから、いつかはやりたいと思っていた加工がこれ。
間隔に不揃いはあるが、これも味ということにしておきましょう
平面では、表現できない木目の表情が浮かみあがります。
見た目も触り心地も、とても和む
床全面を、この名栗加工したいぐらいお気に入り
以前、沖縄に行った時に、美ら海水族館の近くのホテルの温泉フロアが全面に名栗加工された床だった時は、ずっとそこにいたくなりました。
トレーにしても良い感じ
