※前回までのあらすじ※
5つの紋章全てを揃えたアレン達。
精霊の祠で呼び出した精霊は、なんとこの世界の創造主・ルビスであった。
彼女は遥か昔に勇者ロトと交わした約束を果たすべく、アレン達にルビスの守りを授けたのだった。

※どうでもいいですが、プリンがイオナズンを修得しました!
Ⅱ最強の攻撃呪文です。後のシリーズでも普通に最強各ですが。
※そしてドラゴンの角3階で雨露の糸を、ザハンの神殿の奥で聖なる織機を手に入れ、テパの羽衣職人ドン・モハメの協力を得て水の羽衣をゲットしました。
「どう?アレン、クッキー。似合ってるかな?」
「うん。可愛いと思うよ」
「いつも通りだろ」
(ムッ!可愛いって言ってよ!)
「でも、水の羽衣って凄いんだね。常に水を纏ってる感じだ」
「そうね。これなら炎の攻撃を軽減できそうだわ」
「そんなことより、早く返しに行くぞ」
「なにを?」
「いつか水門のカギを取り返すよう頼まれてただろ?」
「ああー…よく覚えてたね」
「おお、それは水門のカギ!有り難うございました!早速、水門を開けてきてください!」
「だから何で僕達が!」
「まあまあ、水が戻れば満月の塔へ行けるんだしさ」
「…仕方ない。開けに行くか」
「満月の塔…そこに月の欠片があるのね」
※門を開放しました。
※浅瀬は浸水し、これで満月の塔のある島へ渡ることが出来ます。
塔内部は簡単な造りなのですぐに目的の場所に辿り着きました。

「月満ちて欠け、潮充ちて引く。全ては定めじゃて…」
「取り敢えず宝箱開けていいか?」
「開けなされ。全ては定めじゃて」※月の欠片を手に入れた!
「ねえ、この月の欠片って何処で使うものなの?」
「月の欠片が星空を照らす時、海の水が満ちる…」
「何言っちゃってんの???」
「何って…そういう伝説だ。きっと月の欠片は満月の力を引き出すものなんだ」
「全然わかんないんだけど…」
「私もそういう話は無理だわ…」
「月の引力で潮の満ち引きを起こすって事だ。つまり―」
「こういう事だ!」※アレンは月の欠片を天にかざした!

「あ、浅瀬が消えた…!?」
「なんて力なのっ!?」
「明らかに人の手による代物じゃないな。誰がつくったんだこんな物。…さ、行くか」~IN 海底の洞窟~
ここは謂わば邪教徒のアジト。
敵は全て邪教集団です。地獄の使いや悪魔の目玉、スカルナイト等の魔物がウジャウジャいます。
しかし敵よりその構造の方に苦戦…。
「その昔、海底で火山が爆発してこの洞窟が出来たそうだ」※そういう感じだったんですね。
それよりもここに人が居る事が不思議でならないんですが。
ドラクエ七不思議と言いますか、主人公達が苦労して辿り着いた場所に平然と一般人がいるっていう…よくあります。

「炎の聖堂を見つけたか?」
「何だそれは?」
「この洞窟の奥にある、悪霊の神を祀る礼拝堂だ。そこにロンダルキアへ近付く手掛かりがあるはずだ」
「ロンダルキアへ……そうか、邪神の像だな」
「ねえ、教団の教祖ってハーゴンよね?じゃあ悪霊の神ってなんなの?」
「邪神の像も気にかかるよ。ハーゴンは大神官、邪神じゃない。邪教徒達は…一体何を崇拝してるの…?」
「ソイツは恐らく、禍々しい神ってヤツだ」
「禍々しい…神?」
「ああ。前にムーンブルクの兵士がそう言ってたんだ。ハーゴンは禍々しい神を呼び出して、世界を破滅させるつもりだって。…悪いな、話すの忘れてた。ハーゴンの事で頭が一杯でな」
「それってつまり……」
「ハーゴンよりも、もっと強いヤツがいるってこと……?」
「恐らくな。だが、心配は要らない。ハーゴンがその化物を呼び出す前に倒しちまえばいいんだ」
「うまくいけばいいね…」
「ここが炎の聖堂…」
「奥に安置されてるのがきっと邪神の像だね」
「うぅ~…気持ち悪い」
「地獄の使いか…。ふたり共、たぶん戦闘になるだろうが、躊躇するなよ」
「…うん」
「よし。…邪教徒達よ!邪神の像を頂きに来た!抵抗するなら斬る、おとなしく渡せ」地獄の使い「炎の聖堂を汚すふとどき者めらが!お前達を悪霊の神々に捧げる生け贄にしてやろうぞ!」
「神々…!?どういうことだ!?」
(まさか…悪霊の神は一体じゃないのか!?)※ハッキリ言って悪魔神官の方が数倍強いのでザコです。
地獄の使い「おのれ…。は、ハーゴン様ばんざい!ぐふっ」
「邪神の像…」
「これが悪霊の神の顔なのかな」
「人面ガエルみたいね」
「さて、いよいよだな」
「うん」
「ベラヌールの旅の扉から、ペルポイ北西の岩山へ行ける。そして邪神の像で道を開けば、ロンダルキアはすぐそこだ」
(ゴクリ…)
「ここだな」
「本当にこんな物で岩が割れるのかしら?」
「やればわかるさ」※アレンは邪神の像を高く掲げた!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………!!
「じ…地震…!?」
「キャッ!?」
「……見ろ」
「ロンダルキアへの洞窟…。待ってろよハーゴン!僕達は必ずお前を倒すッ!!」※いざ、ロンダルキアへ!