夏休みの1日めにベンガラ染めをやってみました。使用したのは古色の美さんのベンガラです。

植物染めをいろいろネットで調べている時にこのベンガラ染めを知りました。
土を焼いて染料を作るそうです。  
煮出したりせず、染料を水に溶いて染めたいものに色素を吸着させるだけ。

より濃く染めるために下地剤を使います。私は濃く染めるというより、染料を余すとこなく使いたくてこの下地剤を使用しました。

最初は説明書に書いてある通り、被染物の3パーセントの分量を使用しましたがなにか吸着が弱く、さらに下地剤を足して2、3分浸して搾り、染液につけてもみこみました。

参考にしたのはこちらのサイト様
https://gamp.ameblo.jp/mariquita-la-hilandera/entry-12411230390.html


こちらの方は下地剤を使用されて染液が透明になっています!何が違うのか....わからん!  

糸をかせにして軽く洗濯洗剤で洗い、干したものに下地剤を溶かした水につけて30分くらいおいてからしぼって水ですすいで....干そうとしたらやたらからまりまくり!!

かせが多すぎたかな....ガーン
やっとのことでほどき( だめにしたのもあったけど)染めてみました。
使ったのは古色、茜、うこん、藍、松脂です。

ししゅう糸と刺し子糸を染めたのでひやむぎとそうめんみたいでした。

どうしても片撚りの糸は濡れるともとに戻ろうとする性質があるのでラーメン状になります。重石を下げて乾かすと良いです。( これはかせに腕をいれてパンパンしてから干してます)    

絵の具のような混色ができるのが楽しい!
そして若干のまだらさも良いですおねがい

全体のイメージは土を材料にしているだけあってマットな感じがしました。淡い色は軽やかさもあって好みですニコ  そしてあまり濃くは染まらなかったです。植物染めのように重ね染めするといいかもしれません。

とても楽しかったので...まだまだ糸も染料もあるので「あんな色がほしいなー」ってなったらまた、染めてみようと思います。