短期間で頑張った茨木フェスティバルの朗読劇?のようなもの
無事終了しております。
明日でもう一週間たつんだなぁ。
時が早い……。
茨木フェスティバルの中の茨木レトロ村ってところの野外ステージで、
20時からやってました。
当日、
途中にある「茨木神社」(茨木童子祀ってるのね?)でお参りしてから現地へ。
(以前、茨木童子はやったことある役なので感慨深い…)
舞台にはロウソクの灯りにのようなライトを置いてくれてて雰囲気良かったです。
ただ周りはまあ色々な物がありまして…。
お店とか、まあ、
花火の抽選会みたいなものが…(苦笑)
この抽選会がなかなか曲者で、
やってる最中に、
「チリンチリ~ン!!(よく当たりで鳴らす鐘)わ~~~!おめでとう~!」
と線香花火が10本当たるたびに盛り上がってた。
これが、またよく出るんだ当たりが(笑)
そんな周囲の状況にもめげず、聞いてくれたお客さん達、通りすがりの人たち!
本当に感謝感謝です。
当日のプログラムは
1、夢十夜 第一夜(夏目漱石)
2、夢十夜 第三夜(夏目漱石)
3、黒猫(エドガー・アラン・ポー)
私は夢十夜の第三夜、「こんな夢をみた…。」ではじまるちょいホラーなおはなしと
黒猫の中の台詞部分をちょこっとやりました。
夢十夜は大学の授業でやって、なんだかおおうけした話で結構好きだったんだけど
まさか、これを自分が朗読することになろうとは思ってもいませんでした
特に第一夜と、三夜と、十夜は好きだったんだよねぇ。
一夜は描写が綺麗でちょいホラー。
三夜は怖さ的には一番で、一番印象に残ってる。
背中におぶってた子供がいつの間にか盲目になってて、
偉く大人びた喋りをし、
最終的にはそれが100年前に自分が殺した盲目の按摩だと気付いた瞬間に
背中で石地蔵のように重くなる…って話。
悪夢を良く見る私には非常に理解しやすいおはなし(笑)
十夜は、なんか豚に舐められるのがいやで、持ってたステッキで
豚の鼻つらを叩き豚がコロリと谷に落ちて(この豚集団でエンドレス向かってくる)いく話。
この話には、学生時代受けた受けた(笑)
豚が「ぐう」って言って、谷にコロリ…ツボる(笑)
まあ、そんな漱石先生の第三夜を語らせていただきました。
ここで懺悔。
漱石先生、貴方の名文を、一部改変して喋ってしまいました
ごめんなさい~~。
ああ!反省!!
あとね、「黒猫」で近所の人たちと、酒場のおやじの声(笑)
まあ、今回自覚したのは、私本当に図太いなと
ああいう場、全然あがらない…寧ろ楽しい位で(苦笑)
PTさん客演した時も思ったけど、お客さんに絡んだり、
お客さんと楽しんだりするのが好きなんだなぁ、きっと
普段は下手くそなんだけど、結構、人と喋るの。
お芝居だとフリーダム~~~♪
だから、お芝居してるのね私きっと。
舞台の上では違う自分で居られるのが楽しいよね。
今回、こんな機会を与えてくれた、○家さんと月心庵さんに感謝です。
うん、楽しかったな
心残りは、線香花火やれなかった事だ~ヽ(;´Д`)ノ