読み終わってから高3の娘に聞きました。


「学校の中での自分のポジション意識する?上とか下とか?」女の子「別に…」(サワジリ調に非ず)


現役大学生が書いたという事で話題になったこの小説、田舎の高校生たちの物語です。


田舎というのは地理上のことではなく、すごく狭い自分達にしか通用しない価値観と序列のなかで生きているという意味です。横浜にもたくさんいます、田舎の中高生。


制服や体操着の着こなし!?とか、メイクとか、サッカーのうまさとか、目立つとか目立たないとか…そんなことで決まるらしい高校生の縦の序列。

作者は、どんなに勉強ができない馬鹿もこの判断は間違えないと登場人物に言わせます。


ふーん。

わかるようなきもするけれど、滑稽。あってもいい見方ではあるけれど、しばられることないよと思う。

小説としては、最後の章で、「上」の男子が本当に輝いているって何かを気づき始める事でまとまりを見せています。


この小説、ものすごくデコされた携帯みたいなかんじで、映画とか音楽とか今を切り取る部分の割合がすごく高く、本筋部分が強いけれども細いというような印象も受けます。

5年たったら、高校生でさえ意味不明となってしまうというか…スタンダートになることを拒否している小説?


でも、1人称の心を丹念に拾っていき、立ち位置の違う5人書き分けているのはおもしろかったし、力量があるのではという気もしました。実果ちゃんの章は意外性もありこういうものをはさむってなかなかだなあと思います。


しかし、息苦しかったのです、この子達の高校生活。


大昔だけれど私は楽しかったなあ、子ども達もそんな息苦しさを感じていないようでよかった。

でもこの楽しさの影に誰かが息苦しさを感じているのでしょうか?


ポジションは縦にできるものではなく、横にひろがっていってほしいなと思います。

JR根岸線磯子駅近くにある「なかの」、最近よくいくおすし屋さんです。


おすし屋さんといえば、美味しくリーズナブルを一番に選んできた我が家ですが、なかのは少々お高め。


子ども達にカウンターですき放題食べられたら涙目になるかも…というお店です。


先週の日曜日、夫と行ってきました。子供たちは、「べつにいいや」ですって。多少美味しいものを食べるより、家で自分の好きに過ごしたいとか。飽食の時代の子ども達の欲のなさに感慨深し。


まあ、大人は大喜びですよ。ゆっくり飲んで食べられるビール


カウンターに陣取りまずはおつまみから。突き出しはうにの入った煮凝りです。おいしい、テンションあがります。


そして、あら煮と地元金沢のシャコ、耳慣れないアカメをお刺身で注文しました。高知で揚がったものだそうです。


ケースの中に知らない黒い魚があったので尋ねると、「これがアカメですよ」と板前さん。


「四万十川の河口、淡水と海水の混じるあたりにいるらしいです。めったに揚がらないのですが、うちにまわってきました」とのこと。


さらに「生態もよくわかっていないので、地元では保存する会もあるらしいです」ですと。


えっ、保存会!?それを食べてもいいのはてなマーク


「美味しいですよニコニコ」と言われても…


白身としてはやや厚めに切られたアカメ、わさびとおしょうゆでさらに甘みが引き立ちます。でも気分は合掌。

最近漁が再開されたはずのシャコもみずみずしい甘さが格別でした。


そして必ずいただくさばのスモーク、うちで燻製ができたら楽しいでしょうね。


そして握りをたくさん、しゃりを小さめにおねがいしました。この日のまぐろは佐渡産でした。寒い時期は大間です。

一番美味しかったのは、生とり貝でしょうか。時期が限定されるものですね。


住宅地にあるおすし屋さんなので、ランチには1300円ぐらいからのセットもやっています。それでもかなり美味しいのではないかな。この日の会計はお酒も含めてその10倍ぐらいでした。満足です。


夫は、仕事がひと段落するとひとりでここに来てしみじみとご満悦するらしいです。







ミッドタウンの翌日は、銀座ソニービル、イタリア料理教室の課外授業ですニコニコ


授業といっても、先生のお話を聞きながら美味しくお得なアフタヌーンランチをいただくというもの。サバティーニのアフタヌーンランチは前から来たかったので本当にうれしかった。


銀座サバティーニといえば、エノテカピンキオーリと並んで都内有数の格式高いイタリアンレストラン。エノテカが今年いっぱいで閉店という話も聞きました。もう国賓級をもてなすイタリアンはここしかなくなってしまうのでしょうか。


先生やメンバーから、いわゆる高級店のディナー時、客が自分達だけだったという話がいくつもでました。

新しくてメディアが取り上げるような店は混むけれど、どこもなかなか大変なようです。接待や経費の経済効果って大きかったのですね。


全9品で3990円という破格のアフタヌーンランチは、接待需要が少なくなった高級店の努力の現われ。1時半スタートだからこそできるものであり、働く方々の休憩時間を削ってのありがたい企画でもあります。


感謝していただきます。

普段はお写真ぱちぱちはやらないのですが、グランシェフとご懇意の先生が、撮ってもいいわよとおっしゃったので、遠慮がちにぱちり
Lucky pig mam-MA340066.jpg
まずやりイカのサラダ、火の通し方が絶妙です。
Lucky pig mam-MA340067.jpg
スープはにんじんのポタージュ、作る時は野菜を大きめに切って煮る事。気持ちのいい甘さがすばらしかったです。かぼちゃは作るのですが、にんじんもいいなあと思いました。
Lucky pig mam-MA340068.jpg
パスタは2品、まず、冷たいトマトソース、そして手打ちパスタのジェノバソース。

写真を撮り損ねたジェノバソース、美味しかった!えび、ジャガイモ、インゲンにもっちりしたパスタがよくあって、

さっそく週末の我が家の食卓に登場しました、買ってきたニョっキでですけれどもにひひ
Lucky pig mam-MA340069.jpg
魚料理は、スズキのアクアパッツァ、レストランスタイルですね。お教室歴が長いメンバーは一尾で良く作るわとのこと。切り身にするとお上品ですね。スープがおいしい。


キウィのソルベをはさんで、お肉料理
Lucky pig mam-MA340071.jpg
牛フィレです。しっかり火が通った桜色。この焼き加減を習得しなければ!
Lucky pig mam-MA340072.jpg
デザートは桃とカシスのケーキだったかな。小さな焼き菓子も…

おなかいっぱいのはずが、軽く入りましたニコニコ


25ccのエスプレッソ、こういう食事の後はことのほか美味しいです。


ゆっくりいただいて、時計を見ると3時半をまわっていました。


在日数十年のすてきなイタリア人シェフと記念撮影をして、課外授業はお開き。有意義でした。


このメニューは、8月いっぱいまで。秋のメニューが楽しみです。