俳優さんとかタレントさんとか、いわゆるイケメンには熱くならないたちです。


これは遺伝するのでしょうかね、娘もそうです。息子もだなあ。


しかし、数人のダンサーとこの方にはキャーッ、ミーハー根性丸出しとなります、沢木耕太郎さんです。


『テロルの決算』で衝撃を受け、『一瞬の夏』『凍』『血の味』『檀』…あげきれないくらい。どれもおもしろく読みました。


映画評も好きです。新聞の連載を楽しみにしています(朝日だっけ、日経だっけはてなマーク)


そして、『深夜特急』、この本に影響された方は多かったのではないでしょうか。


昔フリーのライター志望者の集まりで、「アジアからヨーロッパを2年かけてまわってきました」などという方たちに会いました。ちょっと誇らしげで不安な顔を思い出します。今はどうなさっているでしょう。


『旅する力』は深夜特急ノートと書かれており、もちろんこの代表作について多く触れられているのですが、私がおもしろかったのはその旅に出るまでの記述です。


小学生時代の初めての「旅」、中学高校での失敗もある一人旅、大学卒業後ライターとしての駆け出し時代…それは素敵男子の作り方といってもよいもののような気がします。


具体的に言うと、ひとりで生きていける、そして、多くのよき人との出会いがあるということです。


売れた作品以前にこんなすごい著作を残していたなんて初めて知りました。ミーハーファンですので。


どこもかしこも「無駄を無くせ」の大合唱がうるさい昨今では、こういう書き手を育てる事ははなはだ困難になっているかもしれません。周囲の余裕がもともと持っていた力をさらに大きくしていった感じがしました、うらやましいですね、本音としたら。


翻って我が家のへなちょこ男子、わたし好みに!育て上げるためにこれから課していこうとおもっていること。


まず、10代で社会科学をかなり深く勉強する。


そして、一人旅に出る。これが大事。


前々からうっすらと思っていたのですが、この本を読んでその意を強くしました。


旅行ではなく、「旅」を、ね。



本当は7月の京都旅行メモを書き記したいのですが、とりあえず今しがた読み終えた1冊から


もう記憶のかなたに行ってしまいそうな京都祇園祭…



装丁をみてうーん、どこかで見たようなシラー


読み始めてうーん、結婚記念日を気にする医者って…


現役医師が書いた本として興味を持ったのですが、しばらく放置してしまいました。


再び手に取ったのは、あまりに暑いからです。読書にはもってこいの夏!!


どこかで見たような感じは、ほどなく判明しました。装丁だけでなく文章、登場人物の感じもどことなく森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』を感じさせるのでした。


これはいかがなものか。私にとっては減点対象です。


しかし、盛られているエピソードは本当におもしろいと思いました。


医局問題をめぐるあれこれ、スゴイ患者さんたち、終末医療のあり方。現場からの視線がある小説はやはり力があります。


だからといって医療の現実を訴える話かというとそうではなく、むしろこうあってほしいというか、乱暴に言ってしまえば理想とかを御伽噺のような風味で包んだ物語だと思います。


個性的なお友達とか、ペープサートのような印象の奥さんとかもそう思えばおもしろいと言う言葉で表すことができますね。


お金持ちになりたくて医師になる人もいるでしょう。成績のよさの証しとしてなるひともいる。ママに言われたからなるひともいるかもしれませんね。


でも大半のお医者さんは、医療の厳しい現実を踏まえた上でよりよい状態をめざしていく尊い人たちでしょう。そうですよね?


この物語が多くの読者を得たのは、いずれお世話になる患者予備軍がこういうお医者様に出会いたいと心から思ったからじゃないかなと思いました。


もうひとつ難癖をつけるならば…

安曇さんのお手紙です。あんな賛辞の言葉を並べなくても伝わると思いますよ。最近心で感じるべき部分を言葉で駄目押ししてつまらなくしている小説が結構ありますね。

編集者も読者を馬鹿にしないで欲しいです。


ところどころ興ざめな部分がある、こころあたたまる物語です。



残念でしたね、でもこんなに楽しめるとは思ってなかった。


大きかったのはカメルーン戦。あの時駒野選手のクリアが無かりせば…と思うと今でもどきどきします。


えっと思う布陣で勝利し、明らかに強いオランダに対しても守り抜き、デンマーク戦では雅なフリーキックを世界に披露。子ども達とサッカーについて語り合うのは楽しかったな音譜


一応高校時代サッカー部マネジャーだった私、インターハイにも行ったチームです。私は役立っていませんが…

岡田監督は学部の先輩です。そしてお隣の市に住む方。どんなときも非難はしませんでしたよ。耐えました。

昔はお正月の天皇杯を結構見ていたのですが、Jリーグになってからは、ぜんぜん見ていませんね。今度行ってみよう、長谷部選手の言葉に従って。


今回の代表チーム、ワールドカップに入ってからディフェンスがすばらしかったので、パラグアイにどんなに攻め込まれても、負けるという気がしませんでした。反面勝てるという気もしなかった。


歌っちゃおうかな、お若い方にはわからない唱歌「この道」で…


♪このパスはいつか見たパス

 ああ、そうだよ

 ゴール前で、バックパスだよ


あのシーンでございます。かつてのへたれっぷりを思い出させてくれました。


これまでの日本代表、責めててはいけないと思いつつもどうしても最後は情けなさしか感じられなかったのですが、今回のチームいろんな面で素敵でした。というかこれまでこんな事もできていなかったのかという驚きもありましたが。


スタメンチームはすばらしい。でも交代要員の何名かは意味不明。仕事もせずに終わったあとで「PK自分がやりたかった」などと記者に言うのはなんなのでしょう。老兵は去れと言いたいです。


トーナメント戦は1チーム以外は負けて終わるもの。どんな負け姿であるかもすごく大きいと思います。


PKはややじゃんけんに近い。試合では負けなかったけれど勝つこともできなかった岡田JAPAN.

でも試合終了時にはこれ以上ないほどのものを見せてくれました。


ありがとう。