生成AIと呼ばれるジェネレーティブAIが出てきて、しばらく立ちましたが、企業利用だけでなくいろんな分野に出てきています。
当時は動画とかイラストとかが一番のメインでしたが、とうとう音楽側にもAIは本格的に入ってきたなと感じています。
ずっと打ち込みとDTMで生計を立てたり、歌物でやってきた私が捉え方が何曲か作ってみて整理できてきたので、今40代後半以降の方、一つの読み物として見ていただければと思います。
生成AIを使ったら作曲家はいらなくなる?
ここについては、明確にNoだと思っています。
今の音楽の構成すべてが、ほぼクラッシック時代に完成され、それをコードや旋律、アレンジ、音で新しい物に作り替えて、様々な曲がリリースされていますが、結果、判断してリリースするのは人です。
なので、いなくなることはない、方法が変わっていくという風に考えています。
ドラムがリズムマシンに、自動演奏がフレーズ生成(昔ならKARMAのような)、テープがDTMにいろいろな変化した中の一つ。
どう活用していく?
生成AIをアドバイザリとして使って、自分がイメージする曲、または全くないところから発想をいろんなところに飛び出させるために使う。
というのが自分の今の答えかなと思っています。
(私の今の音楽環境は、CubasePro14、KONPLETE15、RolandCloud、KORGTrinity等などのソフト音源に、MOTIFXS7、Minimoogといくつかのシンセ、RMEのインターフェース、サミングミキサーのSSL X-Deskとソフトシンセとハードが混在しています)
例えば、切ない感じのR&Bを作りたいとした時の今までの作り方
・コード進行とリフを、CubaseProにMotifからピアノで弾いて作成していく。
曲先なので、まずコード進行とキーを決めてしまいます。イメージがあるときはシンセサイザーからという時もありますが、基本はこの形。
・イントロ、又はサビを作成して、(テンポもSlowかミディアムかは決めておく)いったん、ワンコーラス作ってしまう。
・適当なリズムを組んでループしながら、ボイシングを決める。(ここでコードを変えることも多いです)
・ループしながら、A、B、サビの仮メロディを歌う。
・OKならアレンジに入る。
という形になります。コードと歌だけなので、イメージは薄いし、出ないときはかなり時間がかかる。
特にアレンジ面は時間がかかります。実際に作ったアレンジもボーカルが入ると見直さなければならないことも多数。
醍醐味といえば醍醐味ですが、、、

これをSUNOでやるとしたら(特に今の時代に響くものにしたいとき)
・コード進行とリフを決め、ここでメロディイメージを歌っていれてしまう。(Aだけサビだけもあります)
・他のAIを使って、仮の歌詞を作成。(自分で適当に書くことも多いです)
・他のAIを使って、テンポ・曲のイメージ、音数(これはドラムとベース、ピアノだけにします。アレンジや曲のイメージをつけたくない)、構成を決めたスクリプトを作ってもらう。
SUNOの場合には、歌詞に歌のイメージを入れるので、ここはしっかり作ります。
・ワンフレーズだけ生成します。
・作曲を続けるために
・一度ステム分割し、ダウンロードして、CubasePro14に読み込み、テンポを合わせて(指定してもテンポ合いません)、骨格を再作成。
コードを再度確認して、分析したら、基本全部後ろは忘れます。
・状況によって、バックトラックも作り替え
・メロディも歌って入れ直し(ここでメロディも変えます)
・コード進行を再度アレンジ
※ここで最後まで作ってしまうこともあります。
・仮ミックスしたオーディオをアップロードして、Coverで、足りない部分のスクリプトを作成して、生成を繰り返す。
・ある程度できたら、ステム分割して、再度ダウンロード。
・CubasePro14で、分割オーディオトラックを読み込み、念のためテンポを合わせて、コードを採譜。
コードに関しては指定しても変えてくることもあるので、耳コピが多いですが、どうしても不明な時は、Melodyneで読み込み確認します。(大体13とか11がわからないケース)
・再度、バックトラックをすべて、消して(ミュート)にして、すべて音から再作成。
ボーカルを聞きながら、作曲しつつ、アレンジ。
という流れです。
こう記載すると、よっぽど自分で作った方がということもありますが、
以下がとても役に立つ
・Padでの音感の埋め方
・フレーズ的なひらめき
・ボーカルパターン(ジャンルによる)を自分のメロディで作ってくれる。大きなガイド
ということで、これからもちょっと楽しんでやっていきます。
(実はこのパターンで3曲ほど仕上げましたが、どんどん良くなっていきます。。。これは楽しみです。)