皆さんこんにちは。今日は座禅例会と言うことで、東光寺に
お伺いしました。熊谷東ロータリークラブ会員でもあります。
東光寺・住職の斎藤勝治さん。じきじきに座禅の指導そして、
卓話を、宜しく御願い致します。
今日。世界の国から・日本の文化・日本の伝統・日本食にあ
こがれて、開国から多くの観光客が来日しています。その中
の少数ですが座禅の習得をめざして、京都・奈良・各方面の
お寺さんに。精神安定と呼吸法を、取り入れた座禅の神秘さ
にひかれ、こころと体の安定を求め座禅を習得しに来ている
そうです。ハーバード大学のアンドリー・ウエル博士も呼吸
法と座禅を研究しているそうです。日本人の知らない、静か
なるブームとなっています。
さて、座禅の作法は、斎藤勝治住職にお願いを致しまして。

〇 今日は座禅を行うとこんな良いところが有る話を致します。
一、座禅を行うと心が落ち着く
  「静かな環境の中、ひたすら姿勢や呼吸に意識していく
  と、不思議と静かな気持ちになります」
  リラックスしたときに出る(脳からアルファー波)が出
  て心が落ち着いてくる。
二、集中力が増す。「鼻から大きく息を吸い、三つ止めてか
  ら口からゆっくりと長く吐き出す」
三、記憶力が良くなる 「意識をコントロール出来るように
  なり、集中力が高まれば、おのずと記憶力もよくなる。
四、ストレスに悩まされなくなる 「心がしずまって来るに
  つれて、自分の感情や状態を観察することが出来るよう
  になってきます」 そうすると、自分は今、○○のこ

を考えているな。○○と感じているな。と言うことに気
  づきやすくなってくる。
  これは、ストレスだけでなく。怒り・不安・悲しみなど・
  ほかの不快な感情にも敏感になり、冷静さや平常心を保
  つきっかけに、なってくれます。これが、習慣になると
  ストレスを感じにくくなり、精神的にも強くなります。
五、セトロニン神経の活性化「ストレスの多い現代では」こ
  のセトロニン神経が旨く働かなくなり、怒りっぽくなっ
  たり・疲れやすくなったり・依存症や・うつなどを引き
  起こす原因になっていきます。
  自律神経には、起きているときに優位に活動する「交感
  神経」と寝ているときに優位に活動をする「副腎交感神
  経」があります。
  快と不快のバランスをコントロールすることにより、こ
  れらの神経を、適度に興奮させたり緊張させたりするこ
  とが、セロトニン神経の役割です。
  座禅のゆっくりした呼吸法によって、セロトニン神経が
  活性化し、脳にアルファア波が現れてくると、座禅の後
  は意外に疲れを感じず代わりに心地よい爽快感が感じら
  れるそうです。
最後になりますが、座禅とは姿勢を整える「調身」・呼吸を
整える「調息」 心を整える 「調心」を基本とした。トレー
ニング法があるそうです。
私の話はこの位で終わりまして。
それでは。斎藤勝治住職に卓話の時間と致します。
宜しくお願い致します。御視聴ありがとうございました。

 

 

 

-----平成30年11月14日(水) 最高気温 18.2℃