題目

『視点を変え、智慧を使えば、新しい業種が見つけられる』
 

国土の75%が「山」で、森林資源に恵まれた日本である。
日本の林業は徐々に衰退 「山では稼げないというイメージ
が定着している中、誰も目をつけなかった。 山の新産業を
見つけ出した人が 現れたのです。その名を風岡直宏さん「カ
ブトムシビジネス」で、年間¥3800 万円を売り上げ、成功
した若者である。一晩で200~300 匹ものカブトムシやクワ
ガタや、天然採取が難しいとされる、大ヒラクワガタも取る
と言う。
風岡さんが、カブトムシビジネスを始めたのは24 歳の時。
当時ブームになっていたカブトムシを捕まえて販売したと
ころ。なんと一年間で3800 万円を、売り上げてしまった。
夢だったフェラーリを購入し。ブームが去った今、カブトム
シビジネスでの、売り上げは200 万円ほどだと言うが、今
は別の方法で二台目のフェラーリを所有できるほど稼いでい
る。
本人いわく「春ごろにバーンと稼ぐわけ・春の花火みてえな
やつよ」それが竹の子ビジネスだと言っている。風味が良
く、生でも食べられると言う" 白竹の子" で稼ぎまくってい
る。白竹の子は100 本に一本程度しか生えないと言われ、「ミ
シュラン★のお店から毎日注文が入る。
こんな山の中で掘った竹の子が、東京のVIP の舌をうなら
せる。「ドラマがあんじゃん?」と風岡さんは言っています。
風岡さんは年間三百日は山に入り。草刈りや古い竹を伐採し
て、肥料や環境整備を整えて。収穫量もあるが、より美味し
い竹の子を作るためにも工夫している。
そうした努力の結果 五本に一本の確率で白竹の子を生えさ
せることが出来るまでになった。
「この町で一番有名な農産物が、竹の子だったが、高齢化に
よってどんどん荒れていったそこに俺が登場したわけ。「世

紀末救世主よ」と風岡さんは言っていました。
今日の「季の善は、ミシュラン★ではないお店です。白竹の
子は出ませんが、皆さんがどこかで白竹の子の、舌づつみが
できることを、願いながら終わりとさせて、頂きます。
御清聴有難うございました。

 

 

 

 

-----平成30年07月25日(水) 最高気温 34.3℃