フィリピンへの教育支援とレイテ島台風災害復興支援視察


井桁憲治地区国際奉仕部門委員長



先月の10日から15日まで国際奉仕部門の支援委員会として、フィリピンのレイテ島へ高柳ガバナーと地区支援委員会5名と共に、被害の復興を視察のため、とバギオノースRCを通じての学校支援のため、直接、支援金を届けるために行って参りました。
レイテ島には、中井ガバナー年度に100万円の義捐金を、現地のRCを通じて、贈ってありました。2年後の今年は、復興にどの様に役立てる事が出来たのかを検証してまいりました。合わせて見舞金20万円を高柳ガバナーから地元のクラブ会長へ同地区ガバナー立会いの下、託して参りました。
現地の被害は、大津波のような高潮に見まわれて家も農地も流されてしまいました。今はまだ、復興の道半ばです。が、現地農業指導者の下、有機栽培の新しい試みが始まっておりました。3か所の有機栽培の農園を視察し、現地の農民や子供たちと会って交流を、インストラクターの下で実施できました。新しい農機具を購入し、土つくりから、耕作地の整備、新規の野菜の栽培などに取り組んで、その果実も試食する事ができました。
次の訪問地は、ルソン島のバギオRCを通じて、現地の大学生に6人分の奨学金と最先端の科学高校に研究室用器具の購入費として合計60万円をお届けしました。
それぞれの支援金は直接地元のクラブ会長に託してまいりました。これらの浄財は、皆様からWCSと呼ばれていた、毎年一人2000円の寄付金から、海外支援金として拠出したものです。皆様からの尊いご寄附が、目減りすることなく、現地に届けられたことを、ご報告いたします。 今年度も、同じようにご寄附、ご支援を、お願い申し上げます。(熊谷東RCは、独自の支援プログラムを実施しているためにこの寄付金は地区へ拠出しておりません)
今回、フィリピンのマニラ近郊のクラブ(タギッグ・ウエストRCとパさウエイRC)から、姉妹クラブの申し込を受けて参りました。活発な奉仕活動を展開していて、熱心なの会長さんから熱い思いを聞いてまいりました。本当に素晴らしいクラブです。ご紹介できれば幸いです。直ぐに結ばれること受けあいです。
タギッグウエストRCクラブの年間事業報告書も資料として持参いたしましたのでご参照ください。
以上 ご清聴ありがとうございました。



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