みなさん、こんにちは。ガバナーの高柳でございます。(一部略)
私は、ロータリーでのこれまでの役職を通じて成長できたと感じております。いろいろな縁の中に生かされているということを改めて感じております。ロータリーでは、自分が歩んでいる人生と違う人生がある人に出会える、あるいは自分と異なる価値観を持っている人に、出会えるといった良さがあると思います。
ラビンドランRI会長は、「私たちは皆、多くの人びとのおかげで今の自分があるのです。ロータリーの活動に一生懸命なのは、自分が大勢の人に助けられてきたという思いがあるからです。ラビンドランRI会長は、「ペイ・フォワード」(恩送り)といっています。ラビンドラン氏の生き方そのものであり「世界へのプレゼントになろう」にも表れていると思います。また、『年度会長賞』は、各クラブに対して、成果が測定しやすく、しかも達成することにより、ロータリーが明らかに強化され、より効果的な奉仕活動ができるようになり、一般の認知度と公共イメージが向上するような目標を設定されたと言われています。貴クラブにおかれましても、「会長賞」をいただけるよう取り組んでいただくことを希望しています 。
第2570地区の方針ですが、『ロータリーの心で実践しよう』としました。これをやることで、「世界へのプレゼント」につながるものと思います。たとえば例会の出席は、クラブへのプレゼントになるのではないでしょうか。地元地域社会での奉仕活動は地域へのプレゼントになるのではないでしょうか。
地区の運営にあたり心がけることとして、「RIの掲げる戦略計画に沿って、活力あるクラブとなるよう支援に努めます」、「謙虚で誠実、思いやりのある心で実践に努めます」、そして「適切な地区運営と財務管理に努めます」をお約束しました。これらは、私がロータリアンとして過ごしてきた中で、特に大事であると思ったからです。地区のリーダーとしての「志」とも言えると思います。
そのためにも、一人でも新しい仲間も増やしていただき、これまで以上に活力あるクラブになることを期待しております。会長の方針に沿って、皆様が協力し、クラブを盛り立てていただきたいと思います。そのことでいずれは皆様のもとに戻ってくることでしょう。本日の私の卓話は皆様にとって小さなプレゼントかもしれません。でも皆様ができるプレゼントはもっと素晴らしいものだと思っております。この機会を通じて、お一人、お一人が「世界へのプレゼント」になられるよう意識して、日々過ごしていただくきっかけになればと思います。

-----平成27年09月09日(水) 最高気温 24.6℃