原始的なテロ行為も恐怖である | rosyyellowのブログ

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アメリカの社会へのつぶやき、特に、トランプ政策、時々、自分の写真を、語る。

 

イギリスでテロが行われる前日、アメリカのみならずイギリスも、イスラム圏からの旅行者のラップトップ、タブレット等の、ポータブル電化製品の飛行機内の持ち込みを禁止した。

 

 

 

具体的には、

 

 

 

● イギリスの禁止事項は、主要イスラム教国、6カ国からの旅行者、

 (6カ国:トルコ、レバノン、ヨルダン、エジプト、チュニジア、サウジアラビア)

 

 

 

● アメリカの禁止事項 8か国の主要なイスラム教国、10空港からの旅行者

 

 

 

● 上記のポータブル電化製品をを持ち込む場合は、預け入れたバックの中に入れなければならない。

 

 

 

● イスタンプール、ドバイ、ドーハ、カタールなどの、主要な中継拠点も含まれる。

 

 

 

● アメリカは、スマホの機内持ち込みを禁止してはいないが、イギリスは、6カ国からのスマホの持ち込みも禁止

 

 

 

関係者の話によると、テロリストの技術向上により、電子機器に爆弾を隠し持つことを見つけ出すのが難しくなってきているため、イギリスは、アメリカの考えを支持し、このような規制を発令したようだが、、、皮肉にも、次の日、イギリスで原始的なテロ行為が起こった。

 

 

 

日本でも、大々的に報道されたと思うが、ウエストミンスター橋で車を暴走させ、二人を引き殺し、国会議事堂の手前で、警官をナイフで刺し殺し、死者3人、負傷者20人以上のテロ行為である。

 

 

 

なんだか、この上記の規制をあざけり笑うかのように、原始的な方法だ。

 

 

 

主犯者は、Khalid Masood , イギリス生まれの52歳、犯罪履歴はあるものの、テロリスト攻撃に関係するような計画を企てる疑いのある犯罪歴ではないようだ。

 

 

 

2003年、12月に攻撃的な刃物の所持で捕まったのが最後であるが、何年か前に、過激主義の関連で、セキュリティサービスからの調査は受けていたとのこと、まあ、刃物所持をしているところで、危なさプンプンだが、、、

 

 

 

公式的な見解によると、国際的なテロリストに刺激を受けた犯行であるが、イスラム国との直接的な関係はないとのこと。しかしながら、ISのニュースサイトでは、この襲撃犯のことを、”兵士”と呼んでいるそうだ。

 

 

 

イスラム国は、この襲撃犯に便乗してそう言っているのか、どうか、射殺されてしまているので、真相は闇の中だ。

 

 

 

ところで、彼が犯行に使った車は、現代のi40で、バーミンガムのレンターカー会社で借りられたものだ。

 

 

 

中国での韓国車の売れ行きが、落ち込んでいたところで、現代のSUVが今回のテロで使われたと言う評判は、さらに、マイナスだろう。安心ブレーキが作動するのが昨今の定番なのに、『人が前にいても、余裕で引きます』みたいなイメージがついてしまたんじゃないかと思うのは、私だけだろうか。。。

 

 

 

話を戻すと、トランプは、一生懸命、イスラム圏からのテロリストに怯え、最先端の技術に対応すべく必死だが、今回のイギリスでの原始的なテロ行為、しかも、自国民が、誰にでも手に入れることのできる車とナイフで行ったテロ行為。 皮肉だ。。。。

 

 

 

トランプも、外ばかり見ていると、足元をすくわれぞ!!という教訓になればいいのだが、、、

 

 

 

今日の参照記事

 

 

 

https://www.washingtonpost.com/local/trafficandcommuting/us-unveils-new-restrictions-on-travelers-from-eight-muslim-majority-countries/2017/03/21/d4efd080-0dcb-11e7-9d5a-a83e627dc120_story.html

 

 

 

https://www.washingtonpost.com/world/britain-police-say-attacker-acted-alone-but-have-arrested-7-in-sweeps/2017/03/23/178100f4-0f98-11e7-9b0d-d27c98455440_story.html