混乱の原因は、俺じゃない!記者会見でも、暴言! | rosyyellowのブログ

rosyyellowのブログ

アメリカの社会へのつぶやき、特に、トランプ政策、時々、自分の写真を、語る。

 

 

多忙のため、ブログの更新が遅れていました!そして、ブログ友のブログチェックも遅れております。少々お待ちください!!

 

 

 

昨日の記者会見も、トランプ色が強かった。

 

 

 

“To be honest,  I inherited a mess! “ 『本音を言うと、私は混沌とした状態を受け継いだんだ!』とトランプが記者会見で語った。

 

 

 

トランプが、一般投票で勝利した時から、混乱が始まった気がするのは、私だけだろうか?確かに、2016年11月8日から1月20日までは、オバマ政権下ではあったが、、、、

 

 

 

トランプが大統領に就任した、2017年1月20日は、そんなに混乱した状態だったのか? オバマ前大統領が就任した時は、リーマンショック後であり、経済的にかなり不安定で、アメリカ国内に、余裕がなかったが、オバマ前大統領の期間が満了になったあたりは、景気も良くなり、混乱した状態とは、ほど遠い気がする、、、

 

 

 

『テレビをつけたり、新聞を開けたりすると、カオスに次ぐカオス状態の話が見られる、しかし、それは、全くの逆なんだ。政権は、よくチューイングされた機械のように動いている、実際には、官僚の承認を得られないにもかかわらず!』とトランプ

 

 

 

次々、出る大統領令で、移民を巻き添えに、国内外を混乱させたり、パイプラインの規制排除で、環境問題を軽視したり、人事にしても、大統領顧問のKellyanne Conway (ケリーアン・コンウェイ)がフォックスニュースで、トランプの娘、イバンカのファッションブランドの購買を促し、倫理問題を起こしたり、たった3週間で、大統領補佐官マイケル・フリンを辞任に追いやる事態になったりと、、、

 

 

 

詳細には、まだまだあるが、就任からほぼ、1ヶ月で、これだけ、混乱させているのに、この混乱は、オバマ前大統領から引き継いだもので、自分たちの政権は、うまくいっていると、よく言えたものだと思う。

 

 

 

 

トランプは、世界で、一番、ポジティブなのか、頭がちょっと〇〇なのかどちらかだろう。

 

 

 

昨日の記者会見で、トランプは、フリン氏の辞任についても語ったが、まずは、フリン氏辞任に至るまでの話を簡単に説明すると、

 

 

 

 

2016年の12月29日に、オバマ前大統領が、ロシアのアメリカ大統領選に干渉したことを言及し、ロシアにさらなる経済制裁を発令した。

 

 

 

 

そこで、このオバマ前大統領の発令を受け、当時、トランプ外交政策アドバイザーのマイケル・フリン氏がロシアの大使(Sergey Kislyak)に電話をかけ、「トランプが大統領になるとすぐに、経済制裁を解いてやりますよ」というような内容を話したそうである。

 

 

 

『なぜ、電話の内容が分かったのか?』と不思議に思われる方もいるかもしれませんが、12月中旬に、CIA, FBI, DNIが『ロシアのアメリカ大統領選に干渉』を発表したものの、はっきりとした証拠がつかめなかったため、オバマ政権下の情報機関は、トランプ政権移行チームの中でも、ロシアとの関係の深い3人を張り込んでいたようだ。

 

 

 

 

その3人とは、

 

 

 

 

● Paul Manafort ポール・マンフォート、トランプの真実を伝えるキャンペーンの責任者

 

 

彼は、前ウクライナの大統領、Viktor Yanukovychのコンサルタントを、長年勤めており、何百万ドルものビジネス取引も、ロシアの政治に関わる人物としてきた。

 

 

 

● Carter Page カーター・ぺージ、トランプの外交政策アドバイザー

 

 

彼は、自分自身の経営する会社が、ロシアの天然ガスの生産、供給において世界最大の企業であるGazprom(ガスプロム)にコントロールされている。

 

 

 

● Micheal Flynn マイケル・フリン、前トランプ大統領補佐官、退役軍人中将

 

 

彼は、2016年にモスクワを訪れ、ロシアの今を祝う祝賀会に出席し、クレムリンのプロパガンダ(政治的意図を持つ宣伝)チャンネルやプーチン側の主要なテーブルの席に座った。つまり、彼は、ロシアとして重要な国賓扱いを受けたことを意味する。この時の、旅費はロシアもちだった。NYタイムズより

 

 

 

情報機関は、この3人目のフリン氏の電話を盗聴し、その内容が、ロシアへの経済制裁の解除を示唆するものだったが、トランプに提示した録音を文字にした記録には、経済制裁という文字はなかったそうである。

 

 

 

昨日の記者会見で、『フリン氏は、副大統領ペンスに、事実を言わなかった、彼は、ただ、覚えていないと語った、いづれにしても、それは、私にとって、ただ受け入れられる内容じゃなかった」とトランプは述べた。

 

 

 

また、トランプは、オバマ政権下で、フリン氏がその大使と、アメリカの経済制裁について話したとしても、全く問題なかったと述べている。それがたとえ、トランプがロシアと話をするように命じたとしても、外国の要人と連絡し合うのは、彼の仕事だからだそうだ。

 

 

 

『私は、彼に指示していないが、彼にそういうことをしていないかどうかを監督した』とトランプは主張した。

 

 

 

民間人が外交政策に関与することは、禁止されているが、昨年の12月あたりのトランプは、かなりのペースで、オバマ政権の邪魔をしていた。国際連合の議案に、横槍を入れたり、アメリカの無人潜水調査機が中国に取られた時には、彼のツイッターで、中国に暴言を吐いたりと、、、

 

 

 

実際には、まだ、大統領にもなっていない時期に、オバマ政権の政策にいろいろと口出しをしていたから、フリン氏の行動が悪いとは、思っていなかったと思うが、、、フリン氏を辞職させることで、自分には、責任が降りかからないように、トカゲの尻尾を切ったことは、ありえないことではない。

 

 

 

また、メディアに対しても、あの因縁のあるCNN記者が質問をしようとしたとき、トランプは、”Fake News” 『嘘つきニュース』から、 ”Very Fake News” 『とても、嘘つきニュース』にワンランプアップして、名指した。

 

 

NYタイムズもワシントンポストも、CNNも一般的なメディアも、ニュースの盛り方に多少違いがあるものの、基本的に、様々な事柄に、本人、近しい人の引用の言葉が添えられており、裏がない話は、裏がないという注釈もついているから、私は、全面的に、メディアが嘘をついているとは、信じがたい。

 

 

 

確かに、ニュースメディアが、トランプにとって都合の悪い話をすることは多いが、それが事実なら、報道すべきで、それが、報道の自由である。それを捻じ曲げて、トランプの都合の良い話しかしないなら、それこそが、嘘つきニュースだ。

 

 

 

今朝のツイートは、

 

 

 

 

 

『嘘つきニュースメディアは、(NYタイムズ、NBCニュース、 ABC,  CBS,  CNN)は私の敵ではない。アメリカ人が、私の敵だ!!』とトランプ

 

 

 

国民にも不満をぶちまけるなんて、どうなんだ? 国民も、腰を低くして、大統領にお世辞を言い、気を使わないといけないのだろうか?それを望むのは、独裁者だ。

 

 

 

 

 

 

さらに、今朝、トランプは、オバマ前大統領の石炭発掘のルールの見直しの議案にサインした。また、環境保護団体の抗議活動が活発になるだろうな!!

 

 

やっはり、トランプは、混乱の中心にいたいのだろう。

 

 

 

これから1ヶ月の間、多忙を極めるため、あまりブログの更新ができません、また、ブログ友のブログのチェックも毎日はできないかもしれません!!すみませんが、できるだけ頑張ります!!

 

 

 

 

参照した記事

 

 

https://www.washingtonpost.com/news/post-politics/wp/2017/02/16/trump-says-he-inherited-a-mess-blasts-media-and-detractors-for-treatment-of-his-administration/

 

 

 

https://www.washingtonpost.com/news/fact-checker/wp/2017/02/15/the-firing-of-michael-flynn-a-timeline/

 

 

 

https://www.nytimes.com/2017/02/16/us/politics/trump-news-conference.html?smid=nytcore-iphone-share&smprod=nytcore-iphone

 

 

 

https://www.nytimes.com/2017/02/13/us/politics/donald-trump-national-security-adviser-michael-flynn.html?smid=nytcore-iphone-share&smprod=nytcore-iphone