月曜日の朝から、トランプのペンを走らせる動きが活発さを見せた。上記は、トランプのフェイスブックの書き込みだ。
● TPPの離脱の表明
● 非政府組織の妊娠中絶を扱うメキシコシティー政策を戻すこと。
● アメリカ軍を除いて、連邦政府関係の完全な雇用の凍結
トランプは、朝からこれらの大統領命の書類にサインした。
● TPP離脱にたいしては、今まで、散々言われてきたことなので、何も驚きはないだろう。
何年もかけて、日本政府が行ってきたことが、無駄に終わるだけだ。そもそも、アメリカが、自分に不利益になる協定を、真剣に結ぶはずがない。アメリカ議会でも、TPP離脱は、結論に達していたことに加え、アメリカファーストを歌っているトランプが、TPPを破棄しないわけがない。
麻生さんがホワイトハウスに呼ばれるのでしょ?その時が、勝負だね。まあ、立場の弱い日本がいい協定を結べるはずがないので、お土産を少し渡しつつ(相手にとっていい条件)、トランプを持ち上げて、少しでもいい条件に近づけないといけないだろうね。
● メキシコシティー政策とはなんぞやと思うかもしれません。
レオナルドレーガン大統領の時に、メキシコシティーで行われた会議での取り決めで、NGO(非政府組織)が行っている世界のまずしい国々の人達に、中絶に関わる相談や、中絶費用を援助することをやめましょうととり決めしたこと。
民主党の大統領時代には、この政策を破棄していたが、トランプでは、もちろん、アメリカファーストなのだから、『よその国の妊娠中絶になんて、金を出すか!』となるのは、当たり前だ。
これは、中絶推進派、中絶反対派の意見が大きく出てくる問題なので、一言で、どちらがいいとは言えません。
私個人の意見としては、いろいろな理由で、望まれない子供もいるだろけど、中絶を推進するのではなく、産んで、子供を望む家族に育ててもらうというしっかりとした組織を盤石することに援助したいが、、、
アメリカには、そいういう組織があるが、発展途上国ではどうだろうね。いろいろな問題の末、生まれ来た子供達は、売り買いの道具になるのだろうか?
そして、覚せい剤等のクスリに溺れた母親が妊娠した場合など、色々と問題はある。子供を望まれる家庭も、何かしら問題を抱えている子供を育てたいと思うだろうか。そういう場合を想定するなら、中絶も考えてしまうのでは?。
この話題は、すごく難しいことなので、Yes, Noではっきり言えません。
● 最後に、政府職員の雇用の凍結だ。定年退職の人もいるでしょうが、その穴をどうやって埋めるのだろうか。それだけ、余剰に人員を雇用していたのだろうか?郵便職人(連邦職員)が、余剰に余っていたとして、IRS(主に税金を扱う機関)に異動になっても、どうやっていいかわからない気がするけど、、、、雇用増産を歌う、トランプなのに。
今日は、走り書きですみません。また、今日中に、私の読者の方々のブログを読む時間がないかもしれませんが、必ず目を通しますので、お待ちください。
メキシコシティー政策についての参照部分
https://www.washingtonpost.com/news/to-your-health/wp/2017/01/23/trump-reverses-abortion-related-policy-to-ban-funding-to-international-health-groups/?utm_term=.3bca0222496d