外された自由を捨ててしまおう

始りも終わりも 全部そのままで

 

誓いの口づけでさえ

あなたの行く先を尋ねたりできない

切れた指は 約束の場所を忘れている

だから 走り去る後ろ姿を ここで見送ろう

 

錆びれていく 崩れていく

褐色の膚に 紫色の鎖が絡みつく

過去にも 未来にもたどり着けない

空中都市への憧れが 無残に砕けていく

 

天国と地獄を 同時に彩色したような

奇妙な快感に縁取られて失速する