朗読劇の練習をしていました。


全4回の練習をし、大きなホールで発表をします。今日はその最後の練習でした。

3歳から、お見受けするところ70代のお兄様方。

朗読が好きな個性が集まり、毎回楽しく読み深めているのは、宮沢賢治の作品「どんぐりとやまねこ」です。

初めて顔合わせした日に、初めて台本を手にし、初見で読み合わせをした直後、役が決まりました。

2回目の練習で、本当に発表出来るのかしら?と不安がありました。

3回目で子どもたちや主要人物の動きが決まり、4回目の今日の午前はホールを借り2時間半、ライティングやマイクの置き場をザッと決定し、音楽が付きました。創作のピアノ演奏です。午後は返しと共にナレーターに動きが付きました。

たった4回にして、初見とは全く違った物語感が育ちました。

宮沢賢治が綴った言葉の意味が、観客の心に届けられるよう、発表まで読み深めたいと思います。講座を兼ねた素人の発表ですから、もちろん無料です。でも、舞台を作ることに関わって下さる方々は専門家、プロです。

このように恵まれた機会は滅多にないと思ってます。感謝しかありません。


しかし、子どもってすごいです。2回目には台本なしで、自然に喋ります。