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「お疲れさま、これからもよろしく。」



と、旦那様がぶっきらぼうに、信号待ちの車中、後ろ向きのまま手渡しましたのがお写真のもの。



ピアノを弾く私にとって、指輪や時計はかえって”邪魔なもの”でした。


ですが、身に付けることがほとんど無いだけに、気持ちの何処かに長い爪パー同様、時計や指輪指輪に対する憧れもあったかも。


お迎えするなら納得いく時計を”自分で買おう”と決め、長いこと王冠1ROLEXのシェルコンビを探していたのでした。結婚指輪ともデザイン的にぴったり合うし。

数字の部分がダイヤであれば、アクセサリー感覚にも。

アクセサリーをそれほど持たない私には一石二鳥。

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そんな気持ちを旦那様に知られたのは昨年の今頃だったか一昨年前でしたか。

(高価なお買い物は自分で買うに限る、と思う可愛くない性格です。)


宝飾品売り場を時々覗いている私を知ってか知らずか、昨年の末から一緒に見て回ってくれること3~4回。

シェル仕様は自然のものですから、なかなか好みの色、模様に出会えず・・・・・

途中、ブラックシェルにも誘惑されましたが、私にとってブラックはアンラッキーカラーのよう。


先日やっと運命の時計に出会えましたときには、大喜びしてしまいましたキラキラ

それも昨秋に新しく出た型!

主人がその場で出資してくれましたプレゼント


ここ数年、家庭を顧みず仕事に明け暮れ、会社の人として出来上がっていくごとに笑顔は消え、

夢でまで魘されていた旦那様。

家庭は暗黒でした。

今振り返って思うのは、あのときの大変さが今後の体調に降りかかってこなければいいのだけれど、という

心配のみ。


そういった陰気な長い時間に対する(二つの訓練時期)お礼の意味をこめた、主人からのプレゼントとなりました。

(ちょうど私が仕事を休む時期と重なりましたが、プレゼントの理由はそういうことなのです。)

主人の言葉に、「これで報われました。」などと、いかにもモノを戴いてナンボ的な私でしたが、本当はとっくに報われてますし。


内心は「これからはもう少し家族に尽くせるよう努力します。」の気持ちで受け取りました。

大切にします。




早いもので、明日から4月、新年度。

私も心機一転です。

自由な時間を大切に刻みたいと思います。