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生後間もなくから、夜の添い寝の時間には必ず絵本を読んだり童謡、子守唄を歌って寝せています。

自分で字が読めるようになって直ぐの時には、

「じぶんでよんでみるね。」と、ベッドの上で読み始め、私のほうが先に眠りにつくこともあったのものですが、スラスラと読めるようになった今は、本好きの誰しもがそのように、読んでもらうことを大きな楽しみとしています。


とけいにはずっと興味があり、(何)時と(何)分があるということまで理解しているようです。

(何)分の意味が理解できず、針が一つ動くたびに(5分)「今何時??」と聞いてきます。

昨日は仕事中にそれをされてしまい、あまりの五月蝿さに「ウルサイっ!」と言ってしまいました・・・。

5飛びで読んでみるんだよ、ととりあえず5,10,15,20まで、何度も指で時計を指しながら説明します。


お写真の「とけいのえほん」は大分前に買ったものですが、1年前は意味も無く絵を楽しみ、時計に興味をもちつつ見ていただけのものが、現在では午前と午後、2時と14時の区別がつきつつあります。疑問に感じている、と表現したほうが正しいかもしれませんが。

子供が理解していく経路の組み立てがよーーくわかって、長く観察していると面白いです。

PHPから出ている「時の迷路」は歴史に繋がる時計の本。

次の世代に続く”時の石”を探しながら迷路を辿っていきます。


迷路のみをとっても、大好きなのですから、時計と組み合ったら向かうところ敵無し状態のお気に入り。

夏の頃手に入れたのですが、ずっとずっと楽しんでいます。

一時は「時の石がある!」と、現実で自分が想像している石を見つけたりすると物語の世界に入り込んだこともあります。


恐竜時代から江戸時代まで、テレビで絵本と似たような光景に出会うと、「戦国時代かなぁ?これは氷河時代かも!」など、面白いように言葉が出てきます。

食事のときなど一時も手から離さないため、すっかりぶよぶよに・・・。


絵本はこの子の大切なお友達です。


香川 元太郎
時の迷路―恐竜時代から江戸時代まで
とだ こうしろう
とけいのえほん
まつい のりこ
とけいのほん〈1〉
まつい のりこ
とけいのほん〈2〉